自治体別に今年度、各地で行われている「若年未就業者支援事業」、少し堅い名前の事業です。
研修や企業で就業の実体験を3ヶ月行い、自分と仕事のマッチングを高めるという事業です。
その研修の一部を当社もお手伝いしております。

職種別のプロの話を聞くという講話において、営業職、販売職、事務職の3職種の研修に
講師を派遣しております。
3名の講師はいずれも専門職種、経験豊富、キャリアコンサルタントなどの有資格者。
参加者は、20代の若者ばかりです。
大学や高校を卒業して、まったく経験のない未就業の方や、一度は就職したけれど今は求職中という方。
若々しく、そして大変熱心な受講姿勢に驚きます。
話にメモをとり、たくさんの質問を受けます。
「一番、大事にしていらっしゃったことは何ですか?」
「こんな時、どうされましたか?」
「○○の技術を詳しく教えてください」
「○○の分野では、仕事は大変ですか?」

そして、少し技能的なことを試してみました。
ビックリするほど飲み込みが早く、センスが良いです。
40代〜50代を教えるよりもはるかにスピーディーにアイデアが湧いてきます。

自分自身の仕事に対する気持ちが真実でないと、彼らの心には届かないでしょう。
親や先生以外の大人とたくさん触れて、自分の目標を少しずつ見つけていき、
まずは自信をもって手を伸ばせる仕事にチャレンジして欲しい。
地元には中小企業しかないけれど、若い感覚を活かし育てたい企業はたくさんあります。
良い企業を見つけて、良い出会いがあることを願っています。

受講者からは
「悪いイメージの先入観が少し消えた」
「できるかもしれない気持ちになった」
「やってみたい気持ちになった」
などの感想をいただいています。

話す側の我々も、最初からできた大人ではなかったですし、
失敗や後悔や、選択ミスもあったのです。
でも、そのような失敗も怖がらずに、一歩ずつ、まずはやってみるところから始まります。

当社も一眼となって、若者の就業率アップを応援します!!