キャノン複合機、すでに4万枚は印刷しており、寿命かもしれないと思いながら持ち込み修理に行きました。毎日使うモノではなく、時々インクジェット印刷の際に使用する第3コピー機です。それでも大切にしていたので、古くて大型ですが抱えて修理受付に持って行きました。

1週間程度はかかるかな~、と予測してカウンターに出したのですが、そこでなんと、オドロキ!!すぐに修理を始めてくれたのです。

 それから10分程度で、修理完了です。その巧みさにあっけに取られました。

 「まさかあ・・・」ととても驚きました。受付の社員が技術に明るい、とは思ってもみなくて。だいたい、事務的に用紙に記入して「はい、受け付けました」と事務の人がにやってくれて、流れ作業で、数日後に見積もりの電話がかかってくると想定しています。(たいてい、電気店でもメーカーでもこのパターン)

 実は、3か月前に廃タンクが満タンになり、その時のキャノン修理も感動したのを思い出しました。

 画像は、その時の修理受付表です。

 この修理表は、ビジネス文書としても顧客満足度の高いものとして完成されているんですね。明細の表記の仕方の無駄の無さ、お客様へのお願い事を丁寧に、1枚にバッチリ書かれていることにもらった私は感激したことを思い出しました。(こっちは、プロとして見ているので感激していますが、普通のお客さんはそこまで見ないかも)当時、資料にスキャンして保存していたのです。

そのときに、一緒に冊子をいただきました。「お手入れのお願い」というものです。

これにも痛く心を打たれました。修理費用とは別に、10数ページの丁寧な説明文です。

私は、コールセンターやヘルプデスクの仕事を多く持っていたので、フォローサービスのソツの無さを勉強したのです。

常に、我々は修理依頼に、「お客様の側の責任」を指摘するクセがあるのです。

そして「そろそろ買換え時期では?」というセールスに走る窓口業務がクセになっているのです。

技術的な部分は別部署へ回して、知らん顔しますし、ね。

キャノンの電話応対も窓口もかなりアナログ、人間的です。それが企業繁栄の秘訣の1つとなっているのでしょう。

そうそう、今日の修理は無料でしたよ。紙詰まりだったようです。私はローラーがイカレタと思いましたけどね、良かったです。

また、修理に持って行きたいです(*^_^*)