今回の研修テーマは「職場の活性化」です。

受講者はほとんど2名~3名で少数の職場とのこと。

そして、来客も多い、仕事も多岐にわたって多い、色々な問題も多々発生する・・・、

そんな忙しい皆さんが原点に戻って、「職場とは」どうあるべきかを考えました。

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●ケースメソッドでグループのブレインストーミング

 講師がケース文を書くという、いつもの私流のやり方です。

 職場の2人がうまくコミュニケーションが取れないことによって、成果が生まれない、

 話し合いもなく勝手な仕事ぶり、疎外感や思い込みをもちやすい、などの

 プロセスを設定させていただきました。

 今回のケースは、「私にもよくある」「身につまされる」「わかりやすい」

 「現実的な例題」・・・などと感想をいただきました!?

 内容は、報告忘れ、期限遅れ、依頼せず単独実施・・・など基本的なルールを

 指摘してもらうことにはなりましたが、それ以外にも貴重な発見がありました。

 「基本に戻れた」「上司に遠慮して言えていなかった」

 「自分発での意見や提案をもっと言っていきたい」

 「目標、方向性を一つにすることが改めて大事だと感じた」

 など、終わったあとの感想をお伺いしました。

●望ましいコミュニケーションについて

 伝えること・聴くことができているか、共有できているか、助け合えているか、

 そんなチームの定義を考えてみました。

 1人で仕事をしていることでパワーが出なかったり、

 連携のない無駄が生じていたり、

 自分の気持ちも荒んできたり・・・しますね。

 チーム力が高いからよいサービス提供ができるのです。

 ということで、上司役&部下役のロールプレイを行いました。

 報連相は企業っぽいので、使いたくない…という言葉はわかります。

 ですので、報連相の名称は使わなくてもよいのです。

 「情報交換が正しく円滑にできている」かどうかは、良い仕事のために必要です。

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わいわいと話し合い、発表も、ロールプレイもとても活気ある楽しい学習となり

今後の職場活性化に活かしていただきたいと思いました。

とても優秀な職員の皆様でした。

意見発表は多様で、鋭く、前向きな思考。素晴らしく感心しました。

どうもありがとうございました。

(久留米市・コミュニティセンター職員研修)