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ビジネスリーダーにとって、数字で語る力は重要なスキルである。
なぜなら、人を説得する時、誰にでも理解しやすいからだ。
粉飾しない限り数字は嘘をつかないし、つけないから信用されもする。
例えば、家計が回らない、会社のキャッシュフローが不足、予算がない・・・
そんな不平から、どうするか打開策を考えようとするときにも
「何が、どこに、どれくらい」使われているのか実態を正確に!!知ってから
議論すべきなのだ。

※下記の数字は、日本の税制が過去25年間にどのように変化したのかを示した数字。
(植草一秀氏ブログより引用)

1990年の税収構造

・所得税 27兆円

・法人税 19兆円

・消費税  3兆円   だった。

これが2015年度には

・所得税 16兆円

・法人税 11兆円

・消費税 17兆円 に変わる。

消費税は3兆円から17兆円と6倍に増えた。

誰が減税されて、誰が増税されているか?
この数字を見ればは一目瞭然である。

さらに、政府は2017年4月の消費税率10%への引き上げを断行する方針だ。
社会保障制度の維持の重要性に異論はない。
しかこれ以上し国民に負担を求めるなら増税されたお金が実際ににどのように使われて、成果があったのかを数字で示すべきである。