カテゴリー: スタッフブログ

  • ライバルと“差”をつける営業プレゼンテーションのやり方

    ライバルと“差”をつける営業プレゼンテーションのやり方

    競合に勝たなければならないような大事なプレゼンテーションの場面では、

    「人の心をひきつける」ような話し方が出来るかどうかが重要になります。

    相手に「面白くない」と思われてしまっては、ビジネスにつながりません。

    自身のプレゼンテーションスキルは日々高めていく必要があるのです。

     

    では「面白くない」プレゼンの特徴について考えてみましょう。

    TV番組の例をあげると、BSの放送大学です。

    番組の内容は、その道の専門家が話されているので、

    正しく為になることばかりでしょうが、(あまり見ないので推測です)

    チャンネルはいつもスルーします。

    理由はいくつかあります。

     

    「面白くない」プレゼンの特徴

    ・テーマが硬すぎて興味が湧かない。

    ・講師の表情が無表情。

    ・話にリズムがなく単調で眠たくなる。

    ・体験やストーリーが語られないので面白くない。

     

    あなたの営業プレゼンは、当てはまってないですか?

    自分自身では気づかないうちに、相手に「面白くない」と思われて

    いるかもしれません。

     

    プレゼン2

     

    実は人の心を惹きつけるプレゼンテーションには共通の型があり、

    以下の3つのコツがあります。 

    人の心を惹きつけるプレゼンテーション3つのコツ

    1.ギャップを示し、感情を刺激する

    成功談を語るのであれば過去の悲惨な失敗談を対比して語ることで

    そのギャップで感情を刺激し、興味・関心を惹きつける。

    ギャップが大きいほど、その理由を知りたくなります。

     

    2.ストーリー・体験・事例・たとえ話をセットで織り込む

    商品やサービスの機能を説明した後に、実際に使用したお客様の声を紹介する、

    たとえ話で内容を深く伝えるなどの方法があります。

    味のファンタジスタと呼ばれている芸人の彦摩呂さんは、料理のおいしさを

    右脳に伝える達人であり、それがレポーターとしての人気を支えています。

    「まるで、お口の中が宝石箱やぁー」のような表現が、視聴者に強い印象を

    与えています。

     

    3.話の流れにアップ・ダウンの変化がある

    商品の良いところばかりを強調せず、弱いところも正直に伝えましょう。

    良い面ばかり説明されると、「本当に大丈夫か?」という不安感を与えることにも

    つながりかねません。

    そして写真・動画・音楽を織り交ぜて、伝え方にも変化をつけることが大事になり

    ます。

     

     

    上記の3つのコツを意識して、「スティーブ・ジョブズの伝説の卒業式スピーチ」

    を聞いてみてください。

    ジョブズのスピーチには3つのコツが全て取り入れられているので、非常に参考に

    なります。

    日々練習を重ねれば、あなたの営業プレゼンも格段に魅力的なものとなり、

    成果に直結するでしょう。

     

     

     

     

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  • 新年度のセミナーや勉強会に「ビジネスマナーマニュアル」

    新年度のセミナーや勉強会に「ビジネスマナーマニュアル」

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  • 売れる営業マンになりたければ、「モノ」を売るな!

    売れる営業マンになりたければ、「モノ」を売るな!

    エジソンは狂人の定義を

    「結果を変えようとしているのに、同じインプット(原因となる行動)

    を繰り返している人」

    という旨の言葉を残しています。

    あなたが今、会社で満足のいく営業成績が出せていないのであれば、

    今までと違う見方や考え方を知り、それを取り入れるべきです。

    その勇気と素直さが、あなた自身を成長させます。

    売れる営業マン・稼げている営業マンは、成功する考え方とやり方を理解し、

    実行しています。

    例えば商品が売れない本当の理由は、価格や商品そのモノの良し悪しでは

    なく、顧客にその商品を買う理由と根拠を伝えられていないからだという

    ことを知っています。

    ですから、売れる営業マンは商談の場面で商品説明には力を入れません。

    商品の説明が、お客様自身の商品を買う動機にならないことを経験上よく

    分かっているからです。

     

    営業マン

     

    では、何が商品を買う動機に繋がるのでしょうか?

    それは、その商品を使うと“どのような未来が実現できるか”です。

    これは大変重要なポイントです。

    例えば超高級な器(ティーカップ)をお客様へオススメする場合、売れない営業と

    売れる営業には以下の様な違いがあります。

    【売れない営業と売れる営業の違い】

    売れない営業

    この器の特徴はABCです。今お買いになるとDもお付けします。 いかがでしょうか?

    売れる営業 

    あなたは人生で至福の時を過ごす時に使う特別な器をお持ちですか?

    自分で自分を褒めてあげたい時・大好きな音楽を一人静かに聞く時・・・

    そんな瞬間を心から楽しみたいあなたに、ぴったりの器がこれです。

     

    上記の違いがわかりますよね?

    売れない営業マンが行っている商品説明というのは、話の内容がわかりやすく論理的

    であれば、お客様は商品について理解できます。

    しかしそれは、その商品とは何か?「WHAT」について理解しただけです。

    お客様がなぜその商品を買うのか、「買いたい」という購買意欲を喚起することには

    つながりません。

     

    【WHATではなく、WHYが重要】

     

    結論を言うと、お客様は「感情」で買います。お客様に対し、商品を買う理由「WHY」を

    作り出すことができれば、お客様はその商品を簡単に購入します。

    詳細な商品機能の説明などは、お客様が買いたいと思う理由「WHY」を作り出してから、行うのです。

    営業に対する考え方が変われば、商品の伝え方が変わります。

    伝え方が変わると買う理由が明確になり、顧客のモチベーションが上がります。

    当然、これまでの何倍も売れるようになります。

    稼げる営業マンになって、あなたの人生をより豊かに変えましょう。

     

     

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  • 説得力のある話し方ができる営業マンになるためのトーク術

    説得力のある話し方ができる営業マンになるためのトーク術

    説得力がある話し方を身に付けるためには、大きく2つの必要条件があります。

    1つ目の条件は、伝えたい主張(結論)と根拠(理由)が一致していることです。

    主張が正しいかどうかは、最初は問題ではありません。

    相手に対して、伝えたいことを正当な理由を持って伝えられるか、がまず重要です。

    そのためには、主張(結論)と根拠(理由)とが繋がっている事がポイントです。

    例えば、あなたが会社でコピー機を購入する際、A社の商品を選択すべきだと上司に

    主張したとします。

    そういった場合、上司から「なぜ、そのA社のコピー機を選んだのか?」と理由を確実に

    聞かれるでしょう。

    その時、根拠が不明確で曖昧なものであれば、却下される確率が高まります。

    「以前A社でテレビを買ったことがあるので・・・」

    「A社に中学校時代の友人が勤めているので・・・」

    このような理由では上司も納得しないでしょう。

    選択の理由が主張とつながっていないからです。

    「あなたがA社で以前テレビを買った」とか「A社に中学校時代の友人が勤めている」ことは、

    会社には全く関係無い話です。

    「会社がA社のコピー機を買う」ことの理由として説得力が欠けていることがわかると思います。

     コピー機

     

    2つ目の条件は根拠(理由)に漏れがないことです。

    つまり、「理由は、それだけなの?」と聞き手に言わせないことです。

    上司にA社のコピー機を選んだ理由を聞かれた際に「価格が安く、買い得だからです。」と

    回答したとします。この答えは1つ目の条件である「主張と根拠の一致」条件は満たしています。

    しかし、それだけで上司が納得するでしょうか?

    あなたも何かが足りないと感じるでしょう。

    「価格が安く買い得だからです。」だけでは

    聞き手から「それだけなの?」と反論されてしまいます。

    価格が安くても、コピー機として必要な機能が付いてなければ使い物にならないからです。

     

    説得力のある話し方のできる営業マンはこのように答えます。

     

    A社のコピー機を選んだ理由は3つあります。

    一つ目は価格が安いこと

    二つ目は機能が充実していること

    三つ目は緊急時の対応に不安がないことです。

    そのあとに、それぞれの具体的事実や事例を説明します。

     

    顧客に商品やサービスの説明する際も、同じです。

    B商品をお勧めする理由は3つあります・・・。

    一つ目は耐摩耗性が高く取り換えの手間が軽減されること

    二つ目は耐薬品性にも優れているため腐食の心配がないこと

    三つ目はメンテナンスフリーであることです。

     

    日頃からこのような話し方を意識して行うことで、説得力のある話し方が

    できるようになります。ぜひ、試してみてください。

     

     

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  • 緊張せずに、人の心を動かすプレゼンテーション術

    緊張せずに、人の心を動かすプレゼンテーション術

    明日、あなたは社内で大事なプレゼンテーションの予定があるとします。

    そのような時に、明日のプレゼンを楽しみに思うか?

    もしくは、緊張して重たい気分になるのか?

    どのように思うかは、実はその人の性格の問題ではありません。

    もしあなたがいつも緊張して重たい気分になってしまうのであれば、

    その1番の要因は、「自信がない」からです。

    では、自信を持つには何が必要か?

    それは、“準備”です。

    営業のプレゼンであれば、下記の項目の問いに簡潔に答えられるよう

    準備することが重要です。

     

    プレゼン

     

    【プレゼンの準備の際に意識すべき5つのポイント】

    テーマ:聞き手にとって、どんな魅力のある内容なのか。

    背景:今、何が問題なのか。その原因は何か。

    提案:何をすべきなのか。どのような行動をすればよいのか。

    便益:どんな良いことが実現できるのか。

    証拠:なぜ、それが可能なのか。実績は何か。

     

     

    上記のポイントを意識して、実際に言いたいことは文書にしてから、

    一人ロールプレイングを繰り返してください。

    もし文書にできないことがあるとすれば、それは自分が理解していないこと

    だということです。

    当然ですが自分が理解していないことを話しても、相手には伝わりません。

    ポイントを1つずつ文章化していき、その都度気づいた事は修正しましょう。

    そうすると不思議とアイデアが湧いてきます。

    そして何度もやっているうちに、プレゼンに対する不安が消えていきます。

    自分が、何を伝えたいのかが、鮮明になってくるからです。

     

    そうした小さな努力が、あなたの自信の根拠になっていきます。

    良い仕事をするには、準備に手を抜かないこと。

    小さな積み重ねの連続が自信につながります。

    それが成長するということです。

    そんな営業マンの言葉には力が宿り、人を動かすことができるようになるでしょう。

     

     

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  • ~やる気と成果が出るストレスゼロの営業のやり方~

    ~やる気と成果が出るストレスゼロの営業のやり方~

    やらされ感の強い営業は、本人も苦痛だし、お客さんにとっても迷惑です。

    何よりも成果がでないので長続きしません。

    上司から「とりあえず営業周りしてこい。断られても良いから手当たり次第行ってこい。」

    と言われ、ストレスに感じたことのある営業マンは多いのではないでしょうか?

    ノルマのプレッシャーを感じながら、上司からの指示だからと嫌々営業に行ってしまうと、

    断られるケースがほとんどです。

    営業マン自身が目的意識を持って見込み客のところへ行き、自発的に行う営業の方が成果は

    格段に上がってきます。

    ですから「営業は断られてから始まる」という考え方は、今では時代遅れのものなのです。

     

     

    例えばお客様のところに営業に行った際によく聞くのが、

    「興味がない」「うちには必要がない」という断り文句の常套句です。

    そのような反応を示すお客様ばかりで成果の出ない日々が続くと、

    「営業は断られてから始まる」と教えられても

    心が折れそうになる・・・・

    それが、普通の感覚でしょう。

     

    では、どうしたらそんな嫌な思いをせず

    楽しく営業活動をしながら成果が出るのでしょうか。

    答えは非常にシンプルで、実践すれば効果も絶大です。

    その秘訣が3つありますので、参考にしてください。

     

    営業

     

    ストレスゼロで成果が出る営業の3つのポイント

    ①誰に喜んで欲しいのかを明確にする

    あなたの商品やサービスを必要としている人、

    もしくは関心のある人は誰か?

    ターゲットを絞り込み、それ以外の人には営業をしないことが重要です。

    お客様の中で本当に興味が無い・必要ないところには、最初から営業に行かないのです。

     

    詳細説明は、お客様が買うと決めてから行う

    少しでも興味があり、話を聞いてくれそうな見込み客に対しては、

    あなたの商品・サービスを使うと“どうなるか”を伝えて下さい。

    商品説明をくどくどしてはいけません。

    「詳細説明は、お客様が買うと決めてから行う」くらいの心持ちでいましょう。

    お客様の関心事は、

    「どのような未来を約束してくれるのか?」(顧客にとっての価値)なので

    あなたの扱う商品の“価値”をわかりやすく簡潔に伝えることが大事なのです。

     

    ③理由・根拠を示す

    お客様にとっての価値を説明した際に、成約につなげるには最後のひと押しが重要です。

    それは「本当にそうなの?」というお客様の不安を解消するために

    お客様の声・サンプル・データ等を示すことです。

    自社商品やサービスがお客様に価値を与えることをわかりやすく伝えることができたら、

    その根拠を最後に示すことでお客様の不安感が解消され、成約につながる確立が高まります。

    ストレスゼロの営業をするための、上記の3つの事について今一度明確にしてから

    営業活動に取り組みましょう。

     

     

     

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  • 成果を上げる営業のコツ!商談の流れを作るポイントとは?

    成果を上げる営業のコツ!商談の流れを作るポイントとは?

    成果が全く出ない営業担当者に共通している問題点は、見込み客との初回面談の

    対応です。

    やっとの思いでアポイントが取れた訪問先に対し、自社商品を営業する場面を

    想像してみてください。そこには

    「何とかこのチャンスを成果に結び付けたい」と意欲満々のあなた(営業担当)と

    「何を売り込まれるのだろうか」といった警戒心を持った顧客がいます。

     

    そんな場面で多くの営業の方が、無意識に行ってしまう失敗があります。

    どういった失敗だと思いますか?1分間考えてみてください。

     

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    答えが出たでしょうか?

     

     

    その失敗とは・・・

    「顧客が全く興味のない段階で、商品の売り込み(説明)を行ってしまう」

    ことです。

     

    「そんなこと、当たり前じゃないか」と思った方もいるかもしれません。

    ただ、「当たり前」のことなのに出来ていない営業マンが多くいます。そして自分が間違ったことをしている自覚の無い方がほとんどです。

    商品説明の行為は営業担当者にとって重要ですが、それよりも先に話をすべきことがあるのです。

    これまでの営業活動において、商品説明を行ったものの相手の反応がイマイチだった経験はありませんか?

    失敗する営業担当者のほとんどは、顧客が全く興味のない段階で、商品説明を行ってしまっています。顧客としても興味が無いので、良い反応になる訳ありませんよね。

    ではどうすれば、上手くいくのか考えてみましょう。

     

    営業の初回面談で最も大切なこと

    初めてお会いする新規顧客との初回面談では、「警戒心を解く」ことが非常に大切です。

    「この営業マンの話なら聞いてもよさそうだ」と受け入れられてから、商談へと進むのが顧客中心の営業スタイルです。

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    では警戒心を解き、受け入れてもらうためには何をすればよいでしょうか。

    それは相手に対して、「あなたに特別な関心がある」、「ぜひ、お役に立ちたい」という思いを伝えることです。

    例えば以下のような営業担当者の話法は、初回面談成約につながる可能性が高くなります。

    「ホームページで拝見しましたが、今年で創業50周年を迎えられたのですね。

     本当におめでとうございます。○○をこの地域で最初に始められたのが、御社と

    知り驚きました。私もよく利用させてもらっています・・・」

     

    「御社の○○について、弊社の□□が、お役に立てるのではと思い伺いました。

    しかしながら私の勉強不足で、御社の○○について理解不足の点がございます。

     良いご提案をするために○○の現状について何点かお聞きしてよろしいでしょうか?」

     

    このような切り口は、初回面談時に非常に有効です。

    大事なのは、「売り込みではなく、問題解決のパートナーとしての態度」を身につけることなのです。

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    自社紹介の正しいやり方

    相手に受け入れの状態が出来上がれば、ようやく「自社および自分が何者か」を伝える番です。

     

    ここで大切なのが自社の紹介のやり方です。

    現場でよく見かけるのは

    「わが社はこのような商品を取り扱っています」(パンフレット・カタログを広げながら)

    といった商材中心の紹介の仕方です。

    これでは、競合他社と同列の存在としてしか認識されません。

    取扱商品ではなく、自社の特徴(強み)を簡潔に伝えることが重要です。

    たとえば、

    「わが社はAをBにできる□□のプロです。」

    というような表現で自社を紹介することが望ましいですね。

    A、B、□□に簡単なフレーズを当てはめてみましょう。

    自社の強みを簡潔に伝えることができると、相手から「どのような商品を取り扱っているのですか?」と自然と商品説明を求められるようになります。

    ぜひ、実践し成果を実感してみましょう。

     

     

     

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  • 社員全員の「やる気を高める」朝礼の進め方とは?

    社員全員の「やる気を高める」朝礼の進め方とは?

    先日あるクライアント様の研修にて、「朝礼の正しい進め方」について考える場面がありました。

    朝礼を行う目的や手順についての講師による講義や、参加者のロールプレイングを通して「理想の朝礼の進め方」について学ぶ貴重な機会となりました。朝礼を仕切る管理職の方が、朝礼の目的意識や正しい進め方について学習するきっかけとなり、今後の現場に活かせることだろうと思います。

     

    さて、私が前職の会社に勤めていた時の話です。朝礼は全体朝礼の後に、部署ごとの朝礼に移るのですが、これが苦痛で仕方がなかった経験があります。

    「朝から本当にテンションが下がるわ・・・」と日々感じていた要素が3つあったので、ご紹介します。

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    社員の士気を下げる朝礼の特徴3要素とは?

    ①時間のメリハリがない

    朝礼の開始時間は正確なのに、終了時刻は日によってマチマチということはありませんか?

    人間の集中力が最大に維持できるのは15分と言われています。長い朝礼は、記憶に残らず無意味なものとなります。

    簡潔に、テキパキと進行することで、全員のモチベーションを高い状態で維持することが出来ます。

    言いたいことは事前に準備し、端的に述べるようにしましょう。

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    ②「やらされ感」がある

    朝礼参加している社員が「言わされている」、「やりたくないのにやっている」といった「やらされ感」を感じてしまうことがあります。

    前職では、全員が昨日の業務内容の報告と本日の業務予定を発表していました。それが日々のルーティンとなっていましたが、全員の発表を聞いていると非常に時間がかかるし、管理職が各担当者の業務日誌を読めば確認できる程度の情報が多くありました。事務手続きの変更といった見落としがちで告知が必要な重要情報の共有は必要ですが、日常的な業務報告を朝礼でわざわざ行う意味があるのか、疑問に感じていました。

    朝礼の目的のひとつに情報の共有がありますが、管理職として担当者へ個別に事実確認を行えば済むケースは、全体朝礼の内容から省くようにしましょう。

     

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    ③出来ないことを責める

    朝礼では管理職が担当者に対して、昨日までの売上達成状況など計数確認を行うケースがあると思います。もし担当者から目標に達していないなどと悪い報告を受けた場合に、管理職としてその場をどのように導くのが適切でしょうか?

    前職の朝礼では、皆の前で目標達成出来ない担当者を罵倒したり、細かい数字を上げて「いつまでにやるのか」と詰める場面が多くありました。出来ないことを責めると、それだけで萎縮しますし、朝礼に対して全員が恐怖心を感じてしまいます。なぜ出来ないのかというWhy質問ではなく、「どうすれば出来るのか」というHowを皆で考え、解決策を導く場として朝礼を活用したいです。

    もし担当者の業務姿勢・態度に問題があるのであれば、朝礼の全員の前で指摘するのではなく、まずは個別に指導を行いましょう。その後で、共有すべき問題点があれば全員に知らせ、再発防止に努めましょう。

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    以上、上記の3要素が1つでも含まれていると、社員の士気を下げることにつながってしまうと感じます。

    朝礼は、情報共有だけでなく、全員のやる気を高めたり、一体感を醸成するために行うものです。成功事例を紹介して社員を褒めたり、全員のモチベーションを高める要素を取り入れながら、目的意識を持って取り組んでいきましょう。

     

     

     

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  • 新入社員のやる気を高める教育・指導法とは?

    新入社員のやる気を高める教育・指導法とは?

    早いもので2月もあと数日を残すのみとなった。

    先週、福岡の室見川では春を告げる白魚漁が解禁となった。

    寒い、寒いと言っている間に春はもうすぐやってくる。

     

    さて、かなり前の話だが、ある有名私立幼稚園の入試問題の話である。

     

    [問]: 氷が溶ければ【   】になる。

     

     問題

     

     

     

    こんな問題が出題されたのだが、ひとりの受験生の男の子が解答欄に【 春 】と書いた。

    この問題の答えは、「氷が溶ければ【 水 】になる」というのが正解であるが、

    【 春 】を不正解とすることに異論が出て、職員の間ではかなり議論されたようである。

    こういった想定外の回答に対して、自分ならどのような対応をとるか考えてほしい。

    私が職員の立場であったなら、迷わず正解とする。

    それどころか男の子の素晴らしい感性に対し、共感し感動する。

     

    新入社員への指導で重要なことは?

    上記のようなケースは、職場で上司が新入社員を指導する場面でも起こりうるものだ。

    ビジネスの現場で、上司は自身の経験などから「正解」と思っている知識や手法を、

    新入社員に教えるだろう。

    しかし新入社員が「正解」とは全く異なるアプローチをとった時にどのように指導を

    するのか、これが非常に重要である。

    なぜなら、上司の指導方法によって、新入社員が自信を深めるか、自信を喪失するか

    決まってしまうからである。

     

    部下がついてきてくれる上司の特徴には、以下の3点があるように感じる。

     

    1.部下の意見を受け入れる。(否定しない)

     

    2.良い点を認め、足りない場合は指摘する。(気づきを与える)

     

    3.成長を信じる。(諦めない)

     

    このような態度の指導者には必ず人はついてきてくれる。

    叱り方やほめ方のテクニックなどを覚えても、それは本質ではなく枝葉であるため重要ではない。

     

    上司と部下の関係性とは?

    上司にとって部下とはどのような存在だろうか?

    当たり前のことだが、部下とは上司の仕事を代行してくれる御用聞きでは無いし、

    便利屋でもない。新入社員だから雑用だけさせていれば良い訳ではない。

    職場での上司と部下の関係性というのは、「共に助け合い、困難を乗り越えていく仲間」である。

    そうした上司の本気の思いが、部下に伝わることが何より重要である。

    その本気をどのような行動で示すかが、指導者の個性(スタイル)であり腕の見せ所

    でもある。

    難しいことを考えなくてよい。

    上司として部下に対して出来る行動を1つずつ実践してほしい。

    たとえば、日報に目を通したら必ずその日のうちに、励ましの一言を添えてフィード

    バックすることでもいいだろう。

    いずれその新入社員が育って上司となり、新たな新入社員を迎える日が来る。

    自分が体験したことが、職場で継承されはずである。

    新入社員教育は、あなたの会社の未来を創造することにつながる大切な役割である。

    さあ、春は近い。来たるべき日に向けて準備を進めていこう。

     

     

     


     

  • 営業で成果を上げる!ロールプレイングのコツ

    営業で成果を上げる!ロールプレイングのコツ

    営業で成果を上げるためには、商談場面を想定したロールプレイングが有効である。

     

    実際にロールプレイングを行うことで、実践的な知識や技術が身につくからだ。

     

    しかし、意外にこれが難しい。

     

    ロールプレイングの目的と着眼点を明確にしないまま実施すると、臨場感の無いものとなり、効果は全く望めない。ただ時間の無駄になってしまう。

     

     

    そこで有効なトレーニングにするためのポイントを3つお伝えするのでぜひ、参考にしてほしい。

    営業

     

    【商談ロールプレイングの3つのポイント】

    1.どのような場面を想定しているのかを明確にする。

    ・商談の背景

    ・想定される顧客の課題や商談のボトルネック(反論・疑問)

    ・今日の商談のゴール(宿題をもらう)

     

     

    2.着眼項目を明確にする。(評価シートを用意しメンバーで共有する)

    ・態度

    ・話し方

    ・間の取り方

    ・適切な質問

    ・アイスブレイク

    ・クロージング

     

     

    3.フィードバックに素直に耳を傾ける。

    ・評価シートに気づいた事を記載する

    ・良かった点とその根拠

    ・改善点とその理由

     

     

     

    これらは実際に私が現場で営業指導を行う際に、重視するポイントである。ロールプレイングを通して営業手法を身につけた過去の研修生には、売上が5倍になったという方もいて、成功報告を聞くのは非常に嬉しい。

    アスリートがパフォーマンスを上げるのに地道なトレーニングが欠かせないのと同じく、営業も同様にトレーニングが不可欠である。その一つがロールプレイングである。

    ただし、やみくもに頑張っても効果は上がらない。正しい方法を取り入れて、実践的な

    営業力を鍛えよう。

     

     

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