カテゴリー: スタッフブログ

  • 「問題解決研修」レゴ@シリアスプレイ@を使って ~ティーアイエス様~

    「問題解決研修」レゴ@シリアスプレイ@を使って ~ティーアイエス様~

    日頃、集まることがなかなか難しい全社員研修を年に数回実施されているという貴重な機会。

    非常にユニークなモノづくりをされている製造業です。

    「問題発見の着想と解決までの流れ」をレゴを使ったワークショップ形式で担当させていただきました。

     

    皆さん、最初は疑心案鬼でしたが、ワークが進むにつれてどんどんと手が動いていきました。

    「自分の目の前の問題って何だろう?」

    という問題意識をまずは持ってみます。・・・ん、意外と健康面、人間関係、趣味のことなどが出ています。

    忙しい、仕事が終わらない、時間が足りないことも出てきます。

     

    「じゃあ、解決した心地よい状態はどんな状態なんだろう。どうなりたい?」

    という目的地をイメージして作品を作ります。

    現実がそのまま解決している状態の人も、すごい未来が見えている人も・・・

     

    それから、「では、どうしたら解決に向かうのか?何が自分にあれ変化しますか?」の最後の問い。

    意識を変えるの?習慣なの?道具なの?システムなの?コストなの?

    自分に必要な考え方や武器となるものを作品に表現できています。

    皆さんがグループで語り、質問したり発見したり評価する相互シェアで頭が柔軟になっていきます。

     

    最後に、それを付箋にして言葉にして、発表をしてもらいました。

     

    問題を考えるヒントになればうれしく思います。

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  • チームでのブレインストーミングにはマインドマップ活用が効果的!

    チームでのブレインストーミングにはマインドマップ活用が効果的!

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    マインドマップ応用講座を開催しました。
    基礎講座である程度かけるようになったら、さらにステップアップしていきます。

    同一テーマでの集合マインドマップはチームのプロジェクトマネジメントに非常に有効。
    [チームワーク、分析、フレームワークとマトリクス、問題解決、コーチング]

    今回もテーマは経営SWOT分析、子供の立場と親の立場、地域インバウンド対策、人生の幸福を考える…
    各種演習で盛り上がりました


    持ってきた本をマインドマップにして紹介するコーナーは意外に四苦八苦…1枚にまとめる難しさを実感しながら、
    聴いている側は1冊読んだような気分になる楽しい時間でした。

    ●活用のポイント
    まずは、自分で1枚マップを書いて俯瞰、そしてプレゼンを行う。話しながら聞きながらいろいろな思考が巡ります。

    その後、討議やブレストによってマップに追加していきます。

    それを集合させる、収束させる、具体化させる、より明確なアイデアにしていく…の連続が有効です。

    アイデアの「発散と収束」「量と質」「話す&聴く」を繰り返し思考が深まります。

    一人でマップを書いているよりもさらに視野の転換、ひらめき、発展が増えていき、気づきもやる気も増えていきます。

    まずは1枚に書いておくことで簡潔な説明ができ、相互の論点が明確になり、「目的」に応じた生産的な対話ができます。

    思考が見えているので、流れがわかりやすく短時間でユニークなアイデアが続々と出てくるのです。

     

    ぜひ、活用してみてください。

              【問題の原因分析と解決策】

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             【戦略マップ SWOT分析】

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  • 新入社員フォローアップセミナーにて

    新入社員フォローアップセミナーにて

    入社半年後の参加者、55名のセミナーが終了しました。

    九州生産性本部、公開セミナー 10月4日

    ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

    基本的な態度、マナーを確認し、社内の報連相をさらに磨き、

    そして信頼されるためのコミュニケーションについて考えていただきました。

    皆様のご活躍をお祈りしております。

    未来を社会や企業を担う若い皆さんを応援しております。

     

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  • スピーチが劇的にうまくなるマインドマップの効能

    ダイヤモンド社の記事より。

    私の師匠でもある近田美季子さんが対談されていますのでご紹介。

    マインドマップでスピーチ、インストラクション、プレゼンが劇的にうまくなります。

    スピーチが劇的にうまくなるマインドマップの効能

    ThinkBuzanマスタートレーナー近田美季子×TLI大嶋友秀 対談

     

     

  • 質問には質問で返そう~営業トーク

    営業場面でよく言われること、聞かれることにはパターンがあります。
    このようなネガティブな言葉に間違った受け答えをしないように気をつけましょう。

    Aは上手な回答、Bはまあまあな回答、Cはダメな回答です。

    皆さんはどの回答をしていますか?

     

    客「この商品は高いですね」

     A:なぜ高いと思われるんですか?

     B:良いものだから高いんですよ

     C:そんなことないです。値引きやセット割引もしております。

     

    客「他の会社とそんなに違わないんでしょ。どこのを買っても同じと思う」

     A:なんでそう思われるんですか?

     B:そうかもしれませんね

     C:いえ、当社はこれまでと全く違います

     

    客「では、パンフレットだけでも置いておいてください。後で見ますから」

     A:ではご覧になったころにまたお伺いしますが、いつがよろしいですか?

     B:ではこちらをお渡しいたします

     C:いえ、資料はないのでこれで失礼します

  • 目的と目標の違いを理解しよう

    目的と目標の違いを理解しよう

    ビジネスの「目的」と「目標」の違いを明確に理解していますか?

    この二つは異なっています。

    これからどうなりたいか・・・頭に浮かびやすい、考えやすいのは、目標の方かもしれません。

    △年後に年収○○円、○○人の顧客、プライベートならダイエット○○㌔、・・・など。

    その目標について、「なぜそう設定したのか?」という意味を考えてみると

    捨てられな価値として目的がはっきりしてくるでしょう。

    「幸せになりたい」「注目されたい」「自由な生活をしたい」・・・など。

     

    さて、ビジネスにおいて考えます。

    ビジネスの目的は主観的なもので、「お金が欲しい」「会社を大きくしたい」など

    人によって様々です。

    一方、「ビジネスの目標」は客観的なもので、

    例えば「3ヶ月以内に月間100万円を稼げるようになる」などです。

    目的とは自分自身が個人として目指すこと、

    目標は、自分の所属するチーム全体で共有し目指すことです。

     

    【ビジネスの目的】

    ・主観的

    ・定性的

    ・チームメンバーで必ずしも共有できなくていい

    【ビジネスの目標】

    ・客観的

    ・定量的

    ・チームメンバー間で共有すべきもの

     

    ●考えてみましょう。

     あなたの「ビジネスの目的」はなんですか?

     あなたの「ビジネスの目標」はなんですか?

     

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  • 「正確に見る」ことの難しさ

    「正確に見る」ことの難しさ

    人間の脳は、様々な錯覚を起こすようにプログラミングされているそうです。

    私たちが冷静になって物事を客観的に判断しようとしたり公平にしようと思っても

    なかなか難しいことです。

     

    これらの写真、画像は見たことがあるものが多いですね。

    橋の下の風景が人の顏に見えてしまう・・・

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    牛の顏の模様が人の横顔に見える・・・

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    ライオンの顏しか見えませんが、逆さまにしてみると別の顏が・・・

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    あれれ、大人と子供の合体・・・

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    老婆と若い女性

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    例えばシミュラクラ現象と呼ばれるものは、3つの点が集まった図形を、

    脳が人の顔と認識してしまう現象だし、更に脳は、視覚から入った情報を、

    色より輪郭や明暗を優先して処理するので、様々な錯覚が起こるといわれています。

    私たちは常にある一つの方向からのみ見ることで、その全体像をイメージし

    考え、判断してしまう」ことがわかります。

    私たちを取り巻く偏見や先入観に、ついとらわれて、取り込まれてしまうことと同じです。

    目で認識した形も周囲との関係によって変化するものです。
    ですから、その形を正確に把握しようと考えたら、さまざまな視点から形を

    みていく必要があります。
    自分が最初に見えた形だけを、「その形」として意識するのではなく、

    いったん立ち止まることです。

    そして、「一見こう見えるけれど、他の見え方は本当にないのか?」と

    考えてみたいですね。

  • 子育て後はしっかり働きたい願望

    子育て後はしっかり働きたい願望

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    8月19日、朝刊より。

    明治安田生命生活福祉研究所の調査。

    出産と育児を経験した女性の半分近い割合の人は、子供が中学・高校生になったら

    正社員(ここでは法律上の勤務時間においての雇用分類かと思われる)勤務を希望しているとのこと。

    しかし、現実は、1割にも満たない割合の正社員率である。

    実態は半分以上が、「専業主婦」なのである。

     

    この調査では、なぜ、実態が理想と違うのか、理由が不明である。

    何となく、「採用する側の責任」のように読み取れてしまう。職場環境を整えて欲しいと締めくくっている。

    果たして、本当に、正社員になれないのは採用する企業側の問題なのかな?

    「応募したけど、採用されなかったから専業主婦をしているのか」

    「やりたいけど、年齢等に見合う求人がないから応募をしていないのか」

    「理想としているだけで、何も求職活動をしていないのか」

    「理想は報酬の高い正社員とは思っているが、パートで家計の補完的に働いているのか」

    「正社員になりたいけど、実力が不足しているので、あきらめているのか」

    ・・・その、理由がわからない。

    このままだと、本当に、採用していない側の問題なのかな…と思われる。

     

    実は、企業は労働力としての潜在能力はよくわかっている。

    育児を終えた女性がどれだけ即戦力になるか、よくわかっている。

    体力も生活力もある。消費者としての目線も肥えている。子育て経験があるので部下育成もうまい。

    細かい気遣いもでき、職場の雰囲気を明るくしてくれる。柔軟性のある考え方や知恵を持っている。

    経済性もあるのでコスト意識が高い。

    汚い仕事も嫌がらずできる。

    営業においても勝手口営業ができる。

     ・・・・挙げればキリがない。

    幼児が家庭にいないので、欠勤や早退も少なく、安定した就業をしてくれる。

    ここに気づいている企業経営者は実は非常に多い。

    概ね45歳以降の女性を雇用したい企業は多いのである。

    しかし、採用環境と、育成環境は整っていないのは事実である。

    うまく育成したりポストを用意したり、他の社員との関係性を整える用意が必要かもしれない。

     

    加えて、女性側の問題もある。

    果たして、女性側は、本当に正社員としての勤務を希望しているのか?

    ここでの質問は、正社員としての「待遇」を希望しているのかという質問が欠けている。

    実は正社員なみの「待遇」のみを希望しており、勤務時間や拘束は「自由度の高い」勤務形態を

    望んでいるのではないだろうか?

    家庭との両立がある程度できること。・・・これは、外せない条件であろう。

    自分自身のやりたい仕事をもち、社会との接点や人間関係を築いていきたい願望がある。

    だが、絶対的に家庭との両立が条件だろうと思う。

    だとしたら、正社員並みの報酬を得られ、かつ、時間が柔軟な働き方で自己実現ができることが

    最も大事なのだ。

     

    だとすると、理想的な働き方は「正社員」という括りではないはず。

    この調査は、質問が悪い。

    「所得」プラス「自由な時間」この2つが同時に叶わないと、家庭と両立した働き方はしたくないし、

    現在の企業組織にはあまり働きたい会社はない、というのが女性の本音だろう。

     

  • 高校生のアイデア・イメージ創造授業~マインドマップ

    高校生のアイデア・イメージ創造授業~マインドマップ

    福岡県立福岡工業高校 電気工学科1年生の特別授業として「マインドマップ活用講座」の

    講師として招いていただき、お伺いしてきました。

    今年入学した1年生。とても熱心で素直な15歳、16歳。全員が男子のクラスでした。

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    ルールと書き方を説明し、早速、時間を区切って、どんどん書いていきます。

    みな、自然体で、色や形がとてもきれいです。集中して、放射線状に連想が進んでいます。

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    セントラルイメージには、鮮やかな色、球体、アルファベット、宇宙が感じられるもの、ハート、笑顔、強さ・・・

    ペンを3本とったら、彼らの空想の世界、連想やひらめきは面白いように飛び跳ねるだな、と思いました。

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    書けたら、振り返ります。

    書いてみてわかったこと、感じたこと、

    これから何がわかるか、感じられるか・・・。それを、グループの皆に説明したり、感想を話し合ったりしてもらいました。

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    最後はグループで、まとめて書くワークを行いました。一緒に考えていきます。mm17
    そして、グループ代表が発表。

    「これから、クラスとして取り組んでいきたいこと」がみずみずしい言葉で述べられていました。

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    書いていくことでわかること、解決すること、整理できることがたくさんあります。

    絵と文字が、脳の中身を写しだしてくれるので、悩むのであればマインドマップに描いていく方が早いのです。

     

    担任の清原先生からマインドマップの指導、グループ活動の指導を受けているようで

    皆さんがとても積極的に参加してくださり、楽しく、活発な時間となりました。

    究極の、グループ解決策までできるクラスは、大変高度な協調姿勢ができているように感じました。

     

    中高生でも社会人でも、親の価値観、社会の評価の視点でものごとを考えて、マインドマップが書けない人がいます。

    「○○しなければいけない」「こんなことを書いたら、笑われるんじゃないか」「人は○○すべき」・・・

    そう思うと、指が止まります。

    緊張します。何も浮かばなくなり、息苦しくなりますよね。

     

    今、自分に、浮かんだ言葉、浮かんだ色、浮かんだイメージを大事にして欲しいです。自由に手を動かしましょう。

    書いていくうちに、楽しい、面白い、もっとやりたいな、と思う時間が大事です。

    1回でなく、何度も何度も、「本当にしたいこと」「心からやりたいこと」「なりたい自分」という

    究極のゴールを探しながら、マインドマップを使って自分の脳と対話し、考えて欲しいと思います。

    自分の思考を明確にすることで、自分にとって洗練された言葉が見つかり、自分の生き方を切り開くことへつながります。

     

    そして、書いていくことで身につく能力の最大のものは抽象化力、概念化思考です。

    ものごとを俯瞰・客観視できるので、自分を外側から眺めることができます。

    抽象度が上がり未来志向になります。目先の損得、強い怒りや悲観などのマイナス思考に陥ることを防ぎます。

     

    それから、クラスの集合マインドマップは、皆の結束を強めます。

    全員で黒板に書いていく方法なども、今後やってみると面白いのではないかと思いました。

     

    福岡県立福岡工業高校、電気工学科1年生の皆さま、楽しい時間に感謝いたします。

    これからも活用していただきたいと願っています。

    担当:深月敬子

     

  • 戦略策定やコーチングもマインドマップを活用

    戦略策定やコーチングもマインドマップを活用

    【マインドマップ・ファシリテータ養成講座】

    7月23日、開催しました。

    「マインドマップ」は知識創造の手法として非常に有効です。

    書き方は知っているけれど、難しいと思っている人、

    また、アイデア創造や問題解決になかなか活用して切れていない人も多いのではないでしょうか。

    今回は、もっと活用したい、周りにもっと広めたい、教えたい、コーチングに使いたい、

    そして自身の知的活動を豊かにしたい、ゴール達成を明確にしたい、などの目的として応用編の講座となりました。

    物事の見方、考え方を広く深くするため、抽象化思考・概念化思考、ビジョメイキングの多様なトレーニングを終日行いました。
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    マインドマップを普段から使っているお二人の発想はとても豊かで、課題の合体は宇宙的な広がりとなって、感動的!
    イメージを絵と言葉にしていくことで、複雑な問題の解決策の糸口がたくさん出てきます。

    ●議論をマインドマップにする

      ・議論のプロセスが絵と単語で記録され、プロセスがよくわかる

      ・グラフィカルな議事録が出来上がり、一目で内容が理解できる

      ・内容のつながりが整理しやすい

      ・派生するテーマ、問題が連想によってどんどん広がり、アイデアがわく

    ●問題解決をマインドマップで考える

      ・何と、原因と対策が一目瞭然

      ・バラバラでマインドマップを書いた後、全体で集合させると、対策の収束が楽

      ・理論と実践が対比できる

      *今回は「どうやって靴を整理するか」

       これは、どんな職場や家庭の問題にも適用できそうな解決策となりそうです。

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    ●1冊の本をマインドマップにする

      ・キワードを拾う

      ・内容をまとめる

      ・どんな本か、3分程度で紹介する
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    3人で、3冊を読破しきった感想です。

    そして互いに、別の2冊を説明できるような理解ができました。

     

    ●テンプレートでビジネスプランを考える

     事例をもとに、SWOT分析を行いました。

     マトリクスの表に入れ込む方法よりも、ずっとアイデアがあふれ出てきます。

     この方法だと、色々新しいビジネス手法も考えられそうです。

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    料理やペットの話、育児や教育問題、雇用や経済のテーマ、政治の話、経営や新規ビジネス、
    そして世の中をどうするか、自分はどうしたいか・・・へ。
    脳はグローバルに広がり、どんどん楽しくワクワクしてきました。

    ●コーチングへ

    自分の達成したいゴ究極のゴールをイメージします。

    目をつぶり、ずっと追いかけていきたいこと、楽しいこと、やりたいこと、心が喜ぶこと。

    そんなシーンを思い描くと絵になります。

    その絵を臨場感あるよう立体的に、音やにおいも感じられるような絵にして、セントラルイメージを書いていきます。

    そこから派生すること、連想できることを、ブランチでつなげて伸ばしていきましょう。

    あれあれ、どんどん出てきます。

    それを、コーチ役が質問によって確かめていきます。

    「それは、あなたが本当にやりたいこと?」

    「達成したときの気持ちはどう?」

    「具体的に何が見える?」

    「誰と一緒にいる?どんな関係?」

    そんな質問によって、究極のゴールを脳にインプット、アウトプットをし、記憶化させます。

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    次回マインドマップ講座は9月の予定です。