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  • リーダーに問われる人間力

    リーダーに問われる人間力

    テレビでカラオケ番組を見る機会が増えた。

    時には100点満点を取る名人もいる。

    確かに上手い!技術的には申し分ないのだろう。

    だけど一流のプロと比べると明らかに何かが違う。“味気ない”のだ。

    この人でないといけない理由がないように思う。

    しかし、一流のプロ(例えば杉良太郎)の歌には何故か引き込まれる。 

    何度も聞きたくなる。なぜだろうか?

    でも、杉良太郎の歌をカラオケ機械で評価したら100点は出ないだろうな。

    そう、カラオケ歌番組は、「人が」点数を出すのではなく、「機会が」点数を出す。

     

    どの会社の中にも話術に長けた人はいるものだ。

    だからと言ってその人に人を動かす力があるとは限らない。

    反面、話し方は上手ではないけれど「あの人が言うなら・・・」と その人が語るだけで、多くの人を動かす達人もいる。

    ビジネスにおいて大事な選択の場面では 「何を語ったか」ではなく「誰が語ったか」がより重視される。

    人は、人に感情を動かされる。

     

    カラオケ番組で感じる”味気なさ”の理由の一つが この感覚なのかもしれない。

     

    それは肩書きに左右されるという意味ではない。

    生身の人間の体験に基づいた 人間的魅力、迫力、包み込む技量の差である。

    「あの人が行くなら私は行かない」 「アノ人が行くなら私もついて行く」

    「あの人とアノ人。できればアノ人になりたい」

     


     

  • コンサルタントの技術1

    コンサルタントの技術1

    ビジネスマンにとって、思考の道具はとっても重要です。

    図解にするフローチャート、プロセスマッピング、ペイオフマトリクス、重みづけ評価表、特性要因図・・・

    これらは、自分の思考を整理したり、まとめたり、また問題や方法をひらめいたりするのに役立ち、

    何といっても、提案説得に効果が大きいものです。   「話すこと」が得意なビジネスマンは多いかもしれません。

    でも、「何を」話しているかわからないと、聞き手は理解不能となります。

    何でも度胸をもって話せばよい、のではなく、順序立てて、相手にわかりやすく伝えることが

    ビジネスコミュニケーションには必須です。

    特に時間が限られている際には、会話だけで終着点につこうとするのは無謀です。

     

      会議の前、提案の前、面談の前に、 画像のようなフローの図解化を常に準備して臨むことをお勧めします。

    こちらは本日コンサルティングのために作成した道具です。

    論理的に一覧化させましょう。

    ※画像は中の記載項目を抜いたフォーマットです~~

    flow

     


     

  • 繁盛に必要なのは、知恵を出すこと

    繁盛に必要なのは、知恵を出すこと

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    昨日、家族で中洲の”俺の割烹”で食事をした。
    すべて美味でハズレがなかった。
    料金は一人4000円程で、大満足。また来ようと思った。
    飲食チエーン店の売上不振のニュースをよく耳にするが
    あまりにも当然である。
    ”まずい・おそい・どこにでもある”
    お客を舐めたらあかんぜよ!
    料理を見れば、いかに原価を抑えるかに腐心しているか
    その姿が手に取るように浮かんでくる。
    利益を出すために一番大事な食材の質を下げるなどは
    小学生でも考えることだ。
    繁盛店で共通していることは”創意工夫”
    ・回転率を上げるための時間制
    ・ここにしかない名物が何か一つある
    ・締めに食べる料理が最高にうまい
    ・注文から品出しまでのスピードが早い等等

    儲からないのではなく、知恵の出し方が足りない。
    今日のサービス品(ご奉仕品)と称して
    鮮度の落ちた残り物を平気で出すような飲食店に明日はない。

     


     

  • 予算を立てる時期に考えること

    予算を立てる時期に考えること

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    ビジネスリーダーにとって、数字で語る力は重要なスキルである。
    なぜなら、人を説得する時、誰にでも理解しやすいからだ。
    粉飾しない限り数字は嘘をつかないし、つけないから信用されもする。
    例えば、家計が回らない、会社のキャッシュフローが不足、予算がない・・・
    そんな不平から、どうするか打開策を考えようとするときにも
    「何が、どこに、どれくらい」使われているのか実態を正確に!!知ってから
    議論すべきなのだ。

    ※下記の数字は、日本の税制が過去25年間にどのように変化したのかを示した数字。
    (植草一秀氏ブログより引用)

    1990年の税収構造

    ・所得税 27兆円

    ・法人税 19兆円

    ・消費税  3兆円   だった。

    これが2015年度には

    ・所得税 16兆円

    ・法人税 11兆円

    ・消費税 17兆円 に変わる。

    消費税は3兆円から17兆円と6倍に増えた。

    誰が減税されて、誰が増税されているか?
    この数字を見ればは一目瞭然である。

    さらに、政府は2017年4月の消費税率10%への引き上げを断行する方針だ。
    社会保障制度の維持の重要性に異論はない。
    しかこれ以上し国民に負担を求めるなら増税されたお金が実際ににどのように使われて、成果があったのかを数字で示すべきである。

     


     

  • お客様の立寄率と購買率を増やそう ~店舗の陳列・VMD研修

    お客様の立寄率と購買率を増やそう ~店舗の陳列・VMD研修

    VMD1 VMD2

    ショップの店長研修にて、VMDを再確認しました。

    ・通路からショップへの興味を引きやすいこと

    ・「あれ」「うあわ」「かわいい」「面白そう」と思ってもらえる見せ方

    ・困っていること、悩んでいることが解決するプレゼンコーナー

    ・お客様が手にしやすいこと

    ・「これ、欲しい」メリット

    ・はっきりわかる価格表示

    ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

    たくさんの工夫をしていきましょう!!

     


     

  • モチベーションを支えた手帳の言葉… 中村天風

    モチベーションを支えた手帳の言葉… 中村天風

    今年も「中村天風」の手帳を使います。

    もう20年使っています。

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    1997年10月にコンサルタントとして独立した時、夢もあったが不安も大きかったのです。

    全ては自分が決める自由があったけど、言い訳や逃げ道がないプレッシャーもありました。

    その時、自分の心を奮い立たせる魔法の手帳が中村天風先生の哲学が凝縮された1冊の手帳でした。

     

    手帳を開くと、今日1日の生きる心構えが記されている。

    今週のメッセージは・・・

    “不足な人、体の弱い人はひとしお笑いに努力してごらん。

    笑うにつれて人生の幸福と幸運がどんどん開けてくるから”

     

    言葉は、エネルギーだ。

    新鮮で栄養価の高い食べ物が人の体をつくる様に、

    愛ある本気の言葉は人を勇気づける。

    組織を引っ張るリーダーは、言葉の力を仕事で活かす場面が多いはずだ。

     

     


     

  • 部下の本音(上司に求めること)

    部下の本音(上司に求めること)

    部下が管理職である上司に求めることとして、何が1番重要でしょうか。 チームを束ねる統率力、トラブル時の問題解決力、瞬時の決断力など様々な条件が思い浮かぶと思います。 その中で順位をつけるとしたら・・・   私がサラリーマン時代に最も重要だと感じていた上司の条件は、「人として尊敬できること」でした。 「仕事ができる(数字はとれる)けど人間性に欠陥がある」、 「部下に優しいけど、仕事はできない(部下に丸投げ)」、 「常に上司(社長)の顔色を窺って仕事をしている、部下を売る」、 ・・・このような人が管理職として組織のマネジメントを担ってしまうと、部下のモチベーション低下は避けられません。 また中小企業の中にはプレイヤーとしての仕事量が多いため、マネジメントに時間を割くことができていない管理職の方も見受けられます。 部下の仕事の進捗管理や部署の業績把握など、管理職として求められる役割を果たせないようなケースは問題です。   逆に尊敬できる上司像について考えてみると、大きく2つの特徴があるように思います。 1つ目は「優れた業務スキルを習得し、頼りになる」こと。自分よりも経験も知識も豊富で、頼りがいがあるから上司なのです。部下よりも仕事ができないと部下からは見下されます。 2つ目は「思いやりの心がある」こと。部下が失敗した時は原因を考え、改善を促してくれる。そして責任を部下に押し付けず、失敗を共有してくれるような上司を私は尊敬します。失敗に対して罵声を浴びせるなど部下が委縮するような指導や、難しい案件を部下に丸投げして責任を逃れたりする上司は、部下から尊敬を得ることはできないでしょう。 他にも管理職として重要な能力は多々あると思いますが、部下に「将来この上司のようになりたい」と憧れられるような上司が増えれば、自然と会社は活気づいてくると思います。 以上私の「部下の目線」から見た理想の上司像について、管理職の方の参考にして頂けると幸いです。

     

     

  • 新年の決意

    新年の決意

    新年明けましておめでとうございます。 いよいよ今日から仕事始めの人も多いと思うけど、今年は暦の関係であんまり休んだ気がしない。 今年はどんな1年になるのかな?と思ってニュースを見ていたら 日経平均株価が大幅下落(580円安)とのこと。中国株も大暴落していて 何やら今年の経済情勢を暗示しているかのようである。 さあ、今年も気を引き締めて荒波を乗り越えていこう。 ところで、あなたは今年の目標はもう立てましたか? 私は毎年A4用紙1枚に目標を書いている。10年分くらい溜まっているので 時々読み返しているけど、なんだか自分史を見ているようで面白い。 今年は”4つの約束”を目標にした。 1.正しい言葉を使う。 2.あてにしない・焦らない・あきらめないの3つの「あ」を心得る。 3.引き締まった身体になる。 4.超一流と呼ばれる仕事の技を確立する。 もし、つい約束を忘れたり折れそうになったら、 3つの「あ」を守り、あきらめずにチャレンジしてみようと決意している。 ちなみに、正しい言葉は「ありがとう」「すみません」(悪い言葉は「くそ」「死ね」「バカ野郎」) これが素直に言えたら人間関係は大概上手く運ぶはず。 今年も楽しみな1年が始まりました。

     

     

  • 新年のご挨拶

    新年のご挨拶

    謹んで新年のお喜びを申し上げます。
    旧年中は格別なご高配を賜り誠に有難うございました。
    本年も変わらぬご交誼のほど心よりお願い申し上げます。

    株式会社ウイルブレイン

  • 北九州市「サービス産業革新実践者育成道場」第1回

    北九州市「サービス産業革新実践者育成道場」第1回

    平成27年度 サービス産業革新実践者育成道場~営業を学ぶ~
    「サービス産業は製造業に比べて生産性が低い」と言われる課題への解決の鍵となる「人材育成」を目的とした事業です。
    今年度の講師は㈱ウイルブレインの営業コンサルタント2名が務めます。担当は仙波英幸、深月敬子。
    本道場では、生産性向上に必要な知識やスキルを身に付けた良質な人材を育成することで、北九州市市内サービス産業の生産性の向上、競争力の強化への支援を図ります。

    第1回が終了しました。
    12月21日、13時~17時 テーマは「自社の課題を見つける」
    営業の生産性を上げるためのチームマネジメントなどの基礎知識を学び、自社の課題抽出について探索しました。
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