カテゴリー: マネジメント・リーダーシップ

  • サーバントリーダーシップ講演(北青会)いたしました

    サーバントリーダーシップ講演(北青会)いたしました

    「サーバントリーダーシップ」について講演をさせていただきました。
    「北西会」(一般社団法人北九州青年経営者会議)の定例会にて5月18日講師としてご招待いただきました。

    北西会とは、北九州市内の経営者の団体で20歳から40歳までの会員がリーダーシップをもって、
    社会への奉仕などさまざまな活動や企画を通して、北九州の明るい未来を創造し活動なさっています。

    5月の会で、今、注目されている「サーバントリーダーシップ」を学びたいというお話で、
    出向いてお話する予定でしたが、緊急事態宣言下となりオンライン講演となってしまいました。
    画面上であっても、若々しい会員の皆様はとても熱心に聴講いただきました。

    ※下記、会のホームページにもご紹介いただいております。
    https://hokuseikai.com/archives/751/

    “サーバントリーダーシップ”とは、メンバーへの奉仕・支援を通じて組織を動かすという考え方です。
    ミッションのもとに判断し、ミッションへまず自ら行動します。

    ただ部下の機嫌をとったり褒めたり奉仕する…という行動をさすのではありません。
    部下に命令して仕事を進めるのではなく、どうすれば部下の持つ能力を最大限に発揮できるのかを考え、
    それが実現できる環境づくりや部下への支援を通じて仕事を進めることから、この名がつけられました。
    傾聴,共感,説得,概念化,先見などのヒューマンスキルが必要とされます。

    実は、支配したり、威圧感を与えたり、権限を持って命令する方が、手っ取り早いのです。
    ムチや大声、暴力…強い者に従わせるやり方。
    でも、一時的に従っても世界は良くならず、暴力は連鎖していくものです。
    恐怖によって従わされた部下は、仕事に本気で向かわず、上司のいない場では力を抜き、評価だけを気にするようになります。
    心からリーダーに従わず、いつもビクビクしています。
    意思決定を自分でしない部下は、いつの間にかどっぷりと依存していきます。
    部下は本当の事を言わず、主体的にも動かず、指示だけを待ち、幸福感がない。やる気なく不幸なのです。
    上司は、いつも意思決定を自分で行い、判断に迫られる。・・予測できない世の中、これもなかなかきついです。

    相手が主体的に動くために、「命令しない」「大事なことに気づかせる」のは時間がかかります。待つ時間が必要です。
    理念(ミッション)にそって深く問いかけ、横に並んで自分の姿を見せ、一緒にやる意義を
    伝え続け、励まし、あきらめずに進むこと。
    一人ひとりが違う情報をもち、違う強みを持っているので、それを合わせて行けばよい世界が作れるはず。
    誠意、正直、献身、敬虔、謙虚、崇高…高い精神性があり、そして行動力が備わっているリーダーへ。
    誰をも傷つけず、世界をよくするために発信し、互いに協力できる行動が起こせること。
    勝ち負けや物質的な充足、妬みや恨み、怒り、欲望や恐怖、プライドで人生が満たすのではなく、
    精神的な充足、慈愛、気高さ、奉仕、利他、といったエネルギーであるパワーで生きること…。

    私の周りにも世界中にも、まだまだ威圧的な方々が多いのです。男だけでなく女も。
    感情が高ぶって怒鳴るのは関係が近いほど(家族や部下など)、その人へ矛先が向います。
    権力が欲しくて優位な資格をとる、受験勉強する、権威者に媚びる…なども多数。
    組織で役職を目指す理由は、すなわち権限が手に入ると思っていらっしゃるのです。
    元々、被害者だったからこそ、その力が欲しいのです。それを終わらせることを選んで欲しいです。

    ガンジー、キング牧師、マザーテレサ…など歴史上のサーバントリーダーは暴力や権限を使わず、
    ミッションのために非暴力を徹底しました。
    たとえ自分が暴力を受けても絶対に「やり返さない」こと。暴力を返報しないこと。
    精神的なその導きは世界中の人に今も影響を与えています。

    今回は、そんな偉人たちの動画も見ていただきながらお話しました。
    競争の中にいると、目に見える物質的で即効的な目標に向かいがちですが、
    哲学定なベースとして「Do」ではなく「Be」の自分の在り方を問う機会があると良いと思います。
    研修会などで皆様と一緒に話し合ってみたいですね。

     

    ※サーバントリーダーシップ研修・リーダー研修に関する詳細はこちら

  • 「ロジカルシンキング」&レゴ・シリアスプレイ®  佐賀県公立小中学校事務長会にて

    「ロジカルシンキング」&レゴ・シリアスプレイ®  佐賀県公立小中学校事務長会にて

    佐賀県の学校運営、学校事務は教育委員会とも併せて非常に積極的な

    地域連携や教員支援を行っていらっしゃいます。

    今回は、そんな佐賀県下の公立小中学校事務長会にて研修会講師を

    担当させていただきました。

    「ロジカルシンキング」で職場の問題解決、そして自分の役割を考えました。

    手法はレゴシリアスプレイです。

     

    皆さんが、あまりにも真面目すぎて、素直で熱心なことに本当に感心しました。

    管理職だから責任感が高いのか、または普段使わない言葉を使う講師だから珍しいのか、

    真剣な受講態度に、こちらも思わず襟を正さないといけない思いになりました。

    ワークのたびに、正確さ、速さ、几帳面さを感じました。

    (民間企業の場合だと、講師の指示を緩く受け止める参加者もいらっしゃいますが

     本当に皆様が真面目で、進行がスムースでした)

    学校現場にいらっしゃる緊張感や危機感があるのでしょうか。

    一生懸命ワークシートに向かって考え、グループで話し合い、

    自分の解決策を練り、これからの職場改善をどうにか進めたい意欲が

    非常に高い皆さまでした。

    今後の職場でのアクション、お願いいたします。ご活躍をお祈りしております。

     

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  • リスクマネジメント研修~S社にて

    リスクマネジメント研修~S社にて

    リサイクル会社、S社様にて研修実施しました。

     

     

    昨今、企業組織で見られる緊急対応のまずさ・・・。

    急なトラブルに、社員が迅速な対応ができずに、組織の信用がガタ落ち~の現象が

    あちこちで見られています。

    特に、食の安全、流通の信用性、命や健康を脅かすコトやモノ・・・。

    一度、失った信用はなかなか回復はしないのです。

     

    しかし、色々なリスクがあるのが経営の常です。

    ・リスクとは、まだ発生していない危険(損失の可能性)

    ・危機(クライシス)とは、重大な事故や事件など発生した事態のこと。

     

    ということで、2種類の対策が必要なのです。

    「リスクマネジメント」は、被害や損失を最も効率よく回避しようとする手法のこと。

    対して、「危機管理」とは、事業継続や存続を脅かす非常事態に遭遇した場合、

    様々な危険や損失を最小限に抑えるための組織の対応手段やしくみのことを言います。

     

    今回は、顧問先企業に、コミュニケーションデザイン研究所の渡邉直子講師にお出でいただき、

    研修をしていただきました。

     

     

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    社内に、緊急連絡網ないとか、初期対応マニュアルが未整備、報連相システムがない・・・

    活発な意見交換で大きな学習となりました。

     

     

     

    リスクマネジメントに関する勉強会、マニュアル作成、報連相学習などへのお問い合わせはお気軽にどうぞ。

    info@willbrain.co.jp

    092-482-4145

  • リーダーシップを学ぶ

    リーダーシップを学ぶ

    リーダーは、自分の志を立てよう。

    自分が大事だと認識する価値観を知っておこう。

    自分のキャリアを選択しなければならない時、最も大切な価値観や欲求を知っているか?

    どうしても犠牲にしたくないもの、また、周囲が変化しても自己の内面で不動なものを知っている?

    例えば、チャレンジ、安定、自由、競争、奉仕、専門性 ・・・・

     

    高山有朋講師による管理職研修では、16個の価値観カードの中からそれを選ぶという作業を行いました。

    あるグループは、4人とも同じカードが入っていると共感しあったり、

    別のグループは、全く違う個性的なキーワードに議論が始まったり・・・。

     

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    自分の内面が認識できれば、自分らしさがわかります。

    そして、他者との違いがはっきりします。

    自分と、メンバー、お互いの価値観を認めあうことが進むと、もっと良いチームになるはずです。

     


     

  • 管理職研修~合宿3日間

    管理職研修~合宿3日間

    社内の管理職が職場を離れて、「3日間合宿研修」というスタイルを担当しています。

    改めて、管理職の役割とは何か…を考え、期待される行動やあるべき姿を考えます。

    通いではないので、宿舎で泊り、夜も演習をし、ディスカッションを行い、

    そして、一緒に飲みながら懇談会をする。

    ひと昔前の研修スタイルと思われがちですが、

    同じ会社の課長職のメンバーが集い、深く共感し合うことができています。ウイルブレイン管理職研修

     


     

  • マネジャーのための部下育成研修

    マネジャーのための部下育成研修

    企業研修S社様にてブレークスルー研修

    部下育成を行うポイント、そして成果に向けてよいチームをつくるための手法を学びます。

    今回の講師は、ウィルシステムズの高山有朋氏です。

    高山氏は企業団ラグビーの選手、コーチ・マネージャーを経て、企業の人材育成の道へ。

    とても熱く、参加者を引っ張っていきます。

    「しっかりと相手を見て」「私のメッセージを伝えよう」「言葉より声の調子だよ」・・・

    現場で一人で悩んでいるマネージャーも、少し表情が楽になっていきます。

    よし、がんばってみよう~という声があちこちから聞こえてきました。

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  • 管理職研修でマインドマップ作成 /ウイルブレイン

    管理職研修でマインドマップ作成 /ウイルブレイン

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    「こんな管理職を目指したい」

     

    「私に必要なのはこれだ」

     

    「これから、もっとこんな風にマネジメントしていきたい」・・・・

     

    創造力を働かせ、目標を明確にし、やる気アップする方法に、マインドマップを使っています。

     

    今回の企業内研修では、ケースメソッドを大きく3パターン行った合間に、その区切りとして

     

    それぞれが自分のマインドマップを作成していきました。

     

    色をたくさん使い、自由な発想で、楽しく描けていました。

     

    事例で気づいたことを、自分の頭と心で整理し、落とし込んでいきます。

     

    「信頼、納得、チームワーク、笑、話す、聞く、観る、

     

    やる気を引き出す、問題解決、指導、数字、態度、和、

     

    思いやり、報連相・・・」などの単語が並んでいます。

     

    豊かな発想と高い感性で管理者イメージができたように見受けます。

  • マネジメント研修:深月敬子

    マネジメント研修:深月敬子

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    教室運営をしている企業様の研修担当でした。

    問題は、多くの企業でも似たような状況にあるように感じます。

    ●部下指導が不十分

    (自分で全部を抱えてしまおうとする。責任感の低い部下を甘やかす、

    放任する、厳しく教えない。自分で模範となれない)

    ⇒結局、自分が一番最後にオフィスを出る超過勤務。

    ●クレーム処理力が低い

    (初期対応がまずいのでマネージャーがこじれた後に出ていくことになるが、

    対応に誠意と表現力がない、原因追究不足と部下のせいにする、

    自分でも処理できずに上に相談して結局責任放棄)

    ⇒結局、業績悪化。部下のやる気ダウン。

    ●目標感、方向感のチーム不統一

    (自分だけ目標を知っている。部下には、自分の手足としての作業しか与えず

    目的や意義を知らせない。一体感もない)

    ⇒自己中心のマネジメントで部署の生産性が低い、雰囲気悪し。

     

    とても実務能力は高い社員が揃っています。

    しかし、マネジメントスキルは実務力とは別の問題です。

    マネージャーが咄嗟に動かなければならないのは、トラブルやミス発生時こそ。

    優先順位をつけて判断すべき。

    最もまずいのはお客様の信頼を損なうことなのでトラブルは緊急性が非常に高いのものです。

    そして、やるべきことは、そのための予防策。危機管理、チームワークなのです。

    常に、中心にあるのは、「自分が何のために仕事をしているのか?」という信条ですね。

    信条が自分を熱く動かすものです。真心、誠意をもって人にきちんと丁寧に伝えましょう。

    部下にも、お客様にも・・・。きっと伝わります。

     

     

    今回は、具体的な職場事例を事前にヒアリングして豊富なケーススタディとしました。

    皆さんの会社、大丈夫ですか?

     

     

     

  • 人事評価者研修

    人事評価者研修

    人事評価者研修

    人事制度の改定に伴って、管理者の評価基準と方法の足並みをそろえなければなりません。

    人の育成は、目標があってこそ、そしてその前後の評価の基準があってこそ

    成り立つものです。

    主観や感覚で人を育てることはできません。

     

     

    今回は企業内の人事評価者研修です。-担当者-三宅敬司講師。

    事例をグループで話し合うと、様々な意見が出てきます。

    同じ社内でも、いかに見方が違うのか、そして間違った評価をしているのかがわかり、

    全員がとても驚きました。

    できてないことを「マイナス」として観察、評価し、そして指導する。

    できていることは「プラス」であり、評価、承認し、さらにレベルアップを期待する。

    最近のコンサルティングにおいては、このプラスとマイナスの基準すら不明確な

    組織も見受けます。

    人を伸ばす、人を育てる、立場にある皆様、一緒に学んでいきましょう!

  • 経営幹部養成講座 第3回「経営数字」

    経営幹部養成講座 第3回「経営数字」

    8月開講の経営幹部養成講座も6回講座の中間となりました。

    今回は経営数字をテーマとして学習しました。

    利益計画、分析と検証は幹部によって重要な要素です。

    数字に強い管理者を目指したいものです。

    本日は外部講師に 山下久幸税理士事務所、代表の山下久幸氏に指導をしていただきました。

    基本的な数字数字の読み方、重要な指標についてポイントを押えらることができました。

    参加者からの質問は経営のレバレッジに集中していたような印象です。

    売上の増減によって営業利益変化率が大きく変化することはリスクが高いこととなりますが、

    製造業以外ではその指標を持っていないことも多いですね。

    感覚的に固定費や変動費に振り分けていることは危険が伴うのです。

    *経営レバレッジ係数(DOL)×売上高の増加率=営業利益増加率

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