就職対策講座「話し方マナー講座」の講師を務めました。
会場に入って驚きました。
高校生、中学生、小学生、社会人、大人の方、お子さんの親御さんまで、びっしりと席についてお待ちです。
目的は、インターンシップや推薦面接に向かう中学生や高校生が対象でしたが、
ご興味がある地域の方がご一緒に参加くださいました。
あまりにも真剣な皆さんに引っ張られるように、私も楽しく進めさせてもらいました。
ゲーム感覚での敬語レッスン、笑顔や発声練習など体が温まるエクササイズをして
“自分の思いを伝える手段”“他者と交流できる”コミュニケーションの大切さ
を再確認できた時間でした。
小学生の熱心さ、親子でのご参加、大人の方の再学習・・・皆で学ぶと楽しさ倍増です。

カテゴリー: 深月敬子のブログ
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話し方&マナー講座・・・就職対策
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若手社員研修のご報告ブログ紹介/深月敬子講師 熊本県雇用環境整備協会様
https://www.infowork-kumamoto.jp/jissi/2798
若手社員研修(入社1~3年未満コース)【開催しました!】
2018-9-28
日時:第1回:平成30年8月21日(火)・22日(水) 9:30~16:30
第2回:平成30年9月26日(水)・27日(木) 9:30~16:30
場所:熊本県歯科医師会会館
講師名:株式会社ウィルブレイン 代表取締役 深月 敬子 先生
参加企業数:・第1回:19社 ・第2回:19社
参加者数:・第1回:36名 ・第2回:37名
2日間での実施。事前課題を提出していただき、研修に向け、自身の問題や課題を
明確にする。
研修はペアワーク、グループワーク中心で、異業種異職種の同年代で行うワークや
ディスカッションを通じ、組織人としてのコミュニケーションや報連相の重要性を
実践的に学ぶ。
また、チームでのワークを通じ、時間管理や順位などの仕事の進め方や改善意識を
持って取り組み、その重要性を学ぶ。
異業種異職種間でのコミュニケーションやリーダー役は難しさもあったようだが、
多くの刺激や学びがあった様子。
さらに、自己の振り返りや、レゴシリアスプレイにより、自分の目標・問題点・
課題等を明確にし、アクションプランを作成することで、今後の自身の業務への
落とし込みを行う。
実施後、講師の所感(受講者の様子と課題点)と受講者が作成したアクション
プランを人事教育担当者に送付し、今後の育成の一助としていただく。



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コミュニケーション研修は「指示を正しく理解できること」から
入社時から若手研修の方が、人材育成への比重は多いものです。
その中で最も多いご依頼は、やはりコミュニケーションのテーマです。
「指示」を理解してくれないギャップを埋めて欲しいという“難しい”ことも多いです。
若い社員に、上司の言っていることを聴こうとして欲しいこと、
理解しようと努めること、そのまま実行してくれること、自分から話しかけて欲しい・・・
などということもあります。
組織内では、共有する目的や方針において、メンバーと思いが通じないことや、
違う方向を向いて逆方向に走っていることが大変なロスやストレスとなります。
研修は、齟齬を生じないようポイントを学び、訓練をいたします。
九州内、製造業の企業様の研修にて。
1時間、2時間とどんどん表情が変わっていきます。
指示をする、報告をする、という1往復の態勢だけではなく
相談をして判断を仰ぐ、得た情報をこちらから伝える(知らせる)、
質問されるまで知らん顔をしない、気づいたら動く…などの先読みが大事です。
彼らの素直さ、柔らかさはずっと以前の組織研修とは大きく変わってきました。
文字や絵の情報伝達の方が慣れているのでしょうか、言葉の掛け合いは苦手なようです。
しかしながら、かつてのようなモーレツな働き方ではなく、
互いに助け合おうという気持ち、面白がる余裕、フレキシブルな動きができます。
本日も楽しく務めさせていただきました。感謝!
先輩や上司は、若手にどんどん話しかけて欲しいですね。
名前を呼びかけ、話を聴いてやって、微笑んで相談に乗ってあげて欲しいです。
高い感性で、きっとユニークなアイデアを出してくれることでしょう。
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社内講師の養成研修
1対1の個別指導ならできるけれど、集団研修は苦手。
何も原稿なしで、たくさんの人を前にして話すなんて緊張しかない、絶対いや・・・。
などと言っていられません。
人事や教育部門のメンバーは
必然的に集合研修や指導場面が多くなります。
社内の人材育成として指導者の「模範を示す人」という立場になります。
今回は、社内講師を養成する研修、2日間を担当いたしました。
4名の参加者、デビューが近いようです。
一つひとつを確認しながら、指導技術として身につけていただきました。
ロールプレイの後の皆のフィードバックは痛いけど温かい励ましです。
現在は、アクティブラーニングが一般的となり、
上手く座学講義ができる講師としてより、参加者が主体的に考え行動することを
促進する力や、チームワークを高めるファシリテータ役の高い講師が求められます。
講師役となり、参加者役となる、相互学習でたくさんの収穫が得られたことと
思います。ご活躍をお祈りします。
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福岡県「農福マルシェ」に向けたVMD研修を担当
福岡県農福マルシェ…素晴らしい取組です。
福祉分野と農業分野が連携した「農福連携」の取組のことです。
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/h30noufukumarche.html
9月5日に、博多駅広場にて開催されるマルシェ。
おいしい野菜、オリジナル加工品、ユニークな産品がたくさん並ぶでしょう。
さて、この日は、出店事業者の方にとって必須のVMDスキルを習得していただきました。
「置いているだけでは売れません」
工夫、顧客目線、準備が必須です。
イメージを伝え、欲しくなるためには、どうすれば良いのでしょうか
陳列の幅、色、高さ、POP、小物などの視覚的要素と
セット販売、限定販売、ギフト化、情報の共有・・・などいくつかの要素を
知っておくと良いですね。
買いたくなるにはどう置き、並べ、魅せるのか・・・のポイントを学びましたので
皆様の作戦がこれから始まります。
当日を楽しみにしております。
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4月の新入社員研修シーズンを終えました
今年も多数の新入社員研修をご依頼いただき、まことにありがとうございました。
フレッシュな社会人1年生と共に、我々講師一同、大いに学ぶことができた
この時間に感謝します。
講師として、知識や経験をお伝えできることに喜びを感じます。
ビジネスの基本をご指導しながら、私たちも毎年、初心に戻ることができます。
皆さんの真摯な姿勢や目の輝き、夢、大きな志、熱意、素直さ、期待・・・
たくさんのものを私たちもいただきました。
●自分が成し遂げたいことは何か?
●組織に対して貢献するということは、どう考え、行動するということなのか?
●思いを形に表すこと、誠実であること、自分の思いに忠実であることは
どういう態度でいるということなのか?
気持ちだけが先行しないよう、身体との一貫性、言動一致、安定、
常にコントロールできる自分が求められます。
講義、多くのトレーニング、演習、話し合い・・・まずは一歩を踏み出してくださいました。
これからまっすぐ、大きな木に育って欲しいです。
また、お目にかかる機会があればうれしいですね。ずっと応援しています。
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レゴシリアスプレイ・セミナー 福岡県大野城市アスカーラにて
「問題解決につながる・・・」というタイトル名のセミナーです。
果たして、私たちの抱える問題がどれくらい解決できるのか、
また問題そのものがあるのか、見えているのか、
深い問題か、浅い問題か・・・人によってそれぞれだと思います。
かなり曖昧なタイトルではありますが、参加者はビジネススキルに関心のある方ばかり。
土曜日の休日を使って、セミナー参加に感謝です。
2時間のレゴシリアスプレイは体験的なものとして行いました。
問題を俯瞰するために、自分の周りの状況をレゴブロックで可視化するのです。
「あー、これこれ、ここが私が困っているモノなんです」
「職場にこんな人がいて、私がいつも仕事で苦労しています」
グループでは、個人作品を紹介・説明していきます。
作品があることで説明しやすく、理解しやすくなり、
そして共感したメンバーから「わかります!」「同じ気持ちです」などの声が
挙がっております。
実は、問題だと感じている時点で、すでに
解決に向かったゴールが意識できています。
自分がその先にあるもの、ありたい理想を意識しているのです。
さて、浮かび上がった問題をどう解決するのか、は自分次第。
セミナーでは「問題には逃げない」「解決をあきらめない」という
チャレンジと、ポジティブな行動を促しました。
「どうしたらよいか」についても、作品を眺めていると、色々な解決策が
見えてくるのです。
“わたし”はどうしたいの?
“わたし”は、何をしていくの?
自分自身が作品の中で、どう動けばよいのか、何が変わろうとしているのか、
作品の中で、自由に連想をしていくのです。
ブロックを足したり、外したり、遠くから眺めたり近くに寄ったり、
上方向や下方向と見方も変えてみます。
困ったら、グループのメンバーからの言葉を参考にすることで
気づいたり、思考が広がりまることがわかります。
「この緑色を横に動かすと、走れそうですね」
「すごくいいですね、きれいですね」
共有していく作品はどこか似ていたり、あるいは個性的であったり、
没頭して作品づくりに手が動きました。
チャレンジしたい今年について語っていただいてセミナー終了しました。
みなさんのワクワクした事、楽しい夢実現を期待しております。
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福岡工業高校「マインドマップでの創造力開発講座」
福岡県立福岡工業高校、電気工学科2年生対象。平成29年12月18日。
高校のマインドマップ授業の講師としての依頼を受け担当させていただきました。
「知的財産に関する創造力・実践力・活用力開発事業」としてマインドマップ作成の特別授業です。
39名の生徒の皆さん
担任の清原先生ご自身もマインドマップを日常的に使いこなす先生です。
教師ではない自分、もっぱら社会人と常に関わるコンサルタントである私がお伝えするのは
「今の自分をちょっと俯瞰する」「別の角度から見る」「将来について考える」こと。
そのための手段としてマインドマップを使います。
皆さんの可能性は無限です。紙に向かう時、創造は自由で開放的に、制限を外します。
楽しく面白く、色・絵・曲線を使って自由に、広げていく時間。
ルールは簡単です。連想ゲームのようにテーマに対して言葉をつないでいくものです。
その時、自分で自分に問いかけるだけ。「何が好き?」
連想した言葉はすぐに紙に落とします。「そんなの無理」「どうせダメ」「よく考えてから」と
考えることを先伸ばしにしたり、書かないで心にしまっておかず、まずは文字にしてみましょう。
高校3年生の時期を目の前にすると、進路は現実的になりますが、
以前から興味があったこと、やりたいけど忘れていたこと、やっぱり憧れているものに、
思いを馳せることが自分を強くしていきます。
書いた後、数人のグループになって、気づいたことを話してみました。
「こんな言葉が出てきた」、「やっぱりこれが好きだな」、「ここで止まっちゃった」・・・
人によって思いが違い、そして友人の思いにも共感できる時間です。
「それ、いいね」「うわ、それ、なに?」「あ、やっぱり」・・・
今回は、自己肯定感を高めるリフレーミングのワークも行いました。
例えば「ガンコ」とは欠点として表現しますが、別の言い方をすると「信念をもつ人」という長所としてみることができます。
自分自身を肯定し、「できる」自信をもつ方法として紹介しました。
その後、「10年後の自分」のマップを作りました。
欲しいモノ、なりたい自分、一緒の仲間や家族、社会をどうしたいのか、考えます。
時々考える人もいるかもしれないのですが、考えたことがない人もいるかもしれない。
今日はあえて10年後を描きます。
結構、皆さんのマインドマップは楽しい言葉でいっぱいですね。
大金持ち、会社の社長、幸せな家族、カッコイイ大人・・・とんでもない発想から堅実派まで広い作品です。
それから次、目の前のこと、「2018年の目標マップ」を書きました。
ポイントは、肯定表現、具体的に、と伝えて書き始めました。
とても速いスピードで書きあがりました。
10年後を実現させるために来年があるとも言えるし、毎年の積み重ねの後に素敵な未来があるとも言えます。
就職活動、試験対策、資格取得、部活、趣味、家庭生活、習慣、買物、部屋の掃除、体力づくり、スマホ使用、交流、体育祭、アルバイト、親や家族、旅行、生き方、性格、チャレンジ・・・
色々なワードを自由に、自分らしく、広げて、深めて、書けています。
下は数人の一部を切り取り、ご紹介です。
素晴らしい作品になっています。
最後に、グループ代表者の発表をしてもらいました。
並ぶとキレイに見えます。
「甲子園行きます!」宣言も混じって、来年の高校生活がとても楽しみになってきました。
昨年の特別授業でお会いした時は、入学したばかりでとてもかわいく初々しい印象が強かったのですが、
表情も動作もしっかりとして、時の流れと人の成長の大きさを強く感じました。
立派な青年として座っている皆さんはとても頼もしく、テーマに対しても深く考え、
これまでの一年間で勉強や資格取得、部活やクラス活動にずっとがんばってきたことがよくわかりました。
マインドマップの中に、その経験や、得た知識や技術、自信がたくさんあふれているのです。
昨年よりもより大きな曼荼羅が、そして綺麗な発色で彩られています。
短い作成時間に豊富な言葉で描かれて、美しい作品が並びました。発想力も内省も豊かになっています。
ますます成長され、自分の夢を実現できる大人になることを願っています。
担当:深月敬子

































