研修の概要
現代のビジネス環境は、部門間の利害対立、慢性的な人手不足、場当たり的な対応による問題の再発など、「複雑に絡み合った課題」に満ちあふれています。
本研修では、目先の対症療法から脱却し、全体像(構造)を見渡しながら根本的な解決策を見出す「システム思考(System Thinking)」を学びます。
サプライチェーンの全体構造とコミュニケーションの遅れをリアルに体験する名作シミュレーションール「ビールゲーム」をはじめ、実践的なワークを通じて、明日から使えるシステム思考の力を養います。
目次
Toggle〇こんなお悩みありませんか?
以下のような、「何度対策を打っても解決しない慢性的な課題」に頭を悩ませていませんか?
✓ 同じ問題が何度も繰り返される |
↑
・・・これらは個人の問題ではなく「しくみの問題」かもしれません。
システム思考とは?
システム思考とは、物事を「点」ではなく、つながりとして考える思考法です。
目の前で起きている問題だけを見るのではなく、
・何が影響しているのか
・どんな循環が起きているのか
・本当の原因はどこにあるのか・・・を整理しながら考えます。
そのため、「対処」ではなく「再発しない改善」につながります。
【例】物事が同じ方向へ加速的に進む「自己強化型ループ」
良い結果がさらに良い結果を生む好循環と、悪い結果がさらに悪い結果を招く悪循環の2つに分かれます。
これらは表裏一体の構造を持ち、一度勢いがつくと大きな差を生む特徴があります。
■左:悪循環ループ ■右:好循環ループ



研修で学べること
■ 問題を構造的に整理する方法
■ 因果関係を可視化する方法
■ 悪循環・好循環を見つける方法
■ レバレッジポイントの見つけ方
■ 根本原因へのアプローチ
■ チームで考える技術
本研修の3つの特徴
1. 「ビールゲーム」によるシステムダイナミクスの体感
システム思考の世界的名作シミュレーション「ビールゲーム」を通じて、誰も悪くないのに組織全体で在庫の過不足や大きな波(ブルウィップ効果)が起きてしまう構造を身をもって体験します。
「ゲーム→理論→現場への応用」という順序で学びます。参加者が「どうしてこんなことになったのだろう?」という疑問を持ちます。
そのタイミングでシステム思考を学ぶため、「だから構造を見る必要があるのか」と腹落ちしやすくなります。
2. 「ループ図」を用いた可視化と構造の共有
ゲームや自社の現場で起きている問題を引き起こしているメカニズムを「因果ループ図」として描き出す手法を習得します。組織で共通の言語・視点を持つことで、複雑な課題に対する認識が一致します。
グループワークやゲーム、ケーススタディを通じて「なるほど!」「だから改善しないのか!」を体感しながら学びます。
3. 自社の現場に直結する実践的な問題解決
体験から得られた気づきを理論に落とし込み、実務における「悪循環の打破」や「レバレッジ・ポイント(最も効果的な改善点)」の探し方を学びます。
カリキュラム案(半日 / 1日コース)
| 時間 | セッション内容 | 主な学習・ワーク内容 |
| 01 | システム思考とは何か? | ・分析思考(分解)とシステム思考(全体像)の違い |
| 02 | 体感ワーク:ビールゲーム | ・サプライチェーンを模した役割体験シミュレーション |
| 03 | ゲームの振り返りと「ループ図」の基礎 | ・なぜあの現象が起きたのか?組織構造とタイムラグの分析 |
| 04 | 現場の課題への応用とレバレッジ・ポイント | ・自社の業務で起きている「悪循環」の構造化ワーク |
※ご要望やご予算に応じて「半日(3時間)」「1日じっくり実践」などのカスタマイズも柔軟に対応可能です。
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さらに、システム思考は以下の研修とも親和性が高いため、関連研修としてリンクを設けると、ホームページ全体の回遊性も高まります。
・EQ研修(感情や対人関係を個人レベルで理解する)
・チームビルディング研修(チームの関係性を改善する)
・学習する組織研修(継続的に学び、改善する組織文化を育てる)
・問題解決・業務改善研修(システム思考を実務に応用する)