レゴ®シリアスプレイ®研修

レゴ®シリアスプレイ®は、見えないものを「可視化」し、新しい気づきを得る問題解決手法です。ブロックを用いて立体化された作品を創り、思考や感情を可視化させます。常識にとらわれないアイデアを創造し、環境変化に対応したスピーディーな行動をとっていくために創造的な問題解決力、意思決定力、積極的行動を鍛えます。

レゴ®シリアスプレイ®とは

レゴ®シリアスプレイ®は、元デンマーク・レゴ社の教育事業部門開発責任者、ロバート・ラスムセン氏が2001年に開発した右脳(感性)を活性化するメソッドです。
手と脳は60%以上連携を取っていると言われており、ブロックで創り上げるものは、その人自身の潜在的意識が形になっています。
手を信じて動かすことで、右脳と左脳の双方アプローチで物事を考えることができます。人は手を動かすことで、頭の中で理論や知識構築を同時に進めることができるのです。参加者同士が、自らレゴブロックを使って創った三次元のモデル(像)を通してのグループ討議、知識の共有、問題解決と意思決定をします。
チーム全体が、このプロセスを共有することにより、個々人の考えが、次元の高い、ダイナミックな考えへ統合・昇華することができます。
トレーニング修了のファシリテーターが進行します。

思考・感情・問題があっという間に視認化できる!

“問題発見” “メンバーを理解し合う” “思いを形にする組織づくり”が容易になる!
レゴ®シリアスプレイ®により組織課題を可視化し、新しい気づき、知恵結集と解決へ導きます。
レゴシリアスプレイ

何も決まらなかった会議が激変…理念・目標設定も容易に!

ブロックを介在させたコミュニケーションは、決まらない非効率会議、本音がわからない会議を無くします。

「手の知識」のパワーを使う創造性

我々の両手は脳細胞の70~80%に接続されています。
脳が一度に意識的に処理できる情報には限りがありますが、両手の神経網の助けにより、考えるよりもずっと多くを知ることができます。
口頭で討議、紙でページをめくるよりも内観、インスピレーション、イマジネーションを解き放ちます。

「会議の場を平等にする」

通常の会議のように2割の上位者が結論を出すのではなく、チーム全員(100%の他者への注意と、100%の各自の参加)による共有や合意を得るよう促します。
レゴ®シリアスプレイ®では、人はみな、何かユニークな価値ある意見をもっているという信念に基づいています。

効率的な意思決定

レゴ®シリアスプレイ®のプロセスはとても効率が上がる方法です。
短い時間にチームは自信をもって結束し、一致したコミットで行動を起こすための明確な方向を共有することができます。
感情的な要素を高め、決定事項への実行は自然に始まります。

見えないものを可視化するワーク

レゴ®シリアスプレイ®は、ブロックを使って手を動かし、右脳と左脳の双方アプローチで問題解決に臨むことができます。
『今、ここ』で感じている感情や思考へ集中力が向上し、チームとしての協調性が醸成され、パフォーマンスの向上につながります。
チームで、一定の時間内に1つのストーリーを作成するという演習は、全員参加で概念を共有化させ、形式化させていく創造的プロデュースとなります。
1人も外さない全員の想いを、体系立てまとめていくプロセスの中で、各自の特性が発揮され相互理解を育み、協力や統合をしていく意識や行動を身につけることができます。
目的意識、概念化力(抽象化・ロジカルシンキング)、対人関係力、協働意識、問題解決力を高めます。

手で造る、聴く、話す、組み合わせる
手で造る、聴く、話す、組み合わせる
活気あるワークショップ
活気あるワークショップ
言語化してプラン作成
言語化してプラン作成

非認知スキルを向上させる

テーマに対して作品を作る時、直感で指を動かします。内側から上がって来る思いに体を任せながら、創造していきます。

作品モデルが「メタファー」となり間接的な思考、非認知スキルを向上させます。
非認知スキルとは、読み書き、計算などの数値では測れない能力を指します。
自尊心、自己肯定感、自立心、自制心、自信あどの「自分に関する力」です。
また、協調性、共感力、社交性、思いやりなど人と関わる力もこのプレイによって高まります。

ビジョンメイキング

自分が究極に達成したいゴールイメージを描きたいとき、レゴブロックは素材として非常に使いやすいものです。
指が動くままに好きな形を選びます。目標、ビジョンなどのテーマに対して想起されるイメージを基に「作品」を作り、可視化していきます。未来創造や内観の深掘りが気楽に簡潔にできていきます。

アイデア創造

潜在的な問題を抽出すること、新しい未来へのひらめき、インスピレーションを起こしやすくします。
色と形で混ざり合ったレゴブロックを触っているうちに、思いもよらなかった組み合わせ、できていく形を見るとき、内側から起こる想像が広がっていき、もっと作品を作りたくなっていく欲求が高まります。
その形を言葉にすると、現実的な思考・理論的で現実的な思考へつながりやすいことに気づきます。

その人のことが、よくわかる

音だけで他者の話を聞いていると中身は記憶に残らないものです。
作品を語ってもらうことで、その人のことが良く理解できます。
「面白い」「驚き」などの感情移入しやすく、新しい発見や納得につながりやすく、また視覚的インプットとして記憶に残りやすくなります。
もちろん、話し手としても、作品を基に語るととても話しやすく理解してもらいやすいものです。

チームのビジョン共有

レゴ®は、一人ずつ、自分の主張を作品に表現します。チームメンバー全員で組織のビジョンの作ることで、各人の思いを共有できます。
共有できたビジョンは全員の思いが入っているので、コミットレベルが高くなります。
皆の意見や発見のエッセンスを集めるレゴでのミーティングは効果的で効率的なシェア、振り返り、納得いく結論への収束ができます。

アクション・プラン

可視化された作品を基に、言語化した具体的計画に落とし込みことも容易にできます。

「どうなりたい?」問いで作品をつくる
「どうなりたい?」問いで作品をつくる
問題意識を高め、解決までのストーリーを描く
問題意識を高め、解決までのストーリーを描く
皆の違いをここで共有するから、わかりやすい
皆の違いをここで共有するから、わかりやすい
■イノベーション研修にも効果が高いレゴシリアスプレイ!

  実績の一部ご紹介 こちら
  未来の商品をイメージするデザイン思考。(製造業の若手社員研修)
  既成概念にとらわれず自由で新しい発想を広げることができる。

カリキュラム例

1.オリエンテーション
  ・レゴブロックを触ってみよう(練習)
  ・レゴシリアスプレイとは何か
2. 「リーダー像」を表現しよう
  ・最高のリーダーと最悪のリーダー
  ・相談しやすいリーダー
  ・尊敬できるリーダー
3.想像してみよう
  ・こんな車があったら
  ・こんな学校があったら
  ・こんな部屋があったら
   ・私の20年後
  ・こんな時計があったら
  ・もし私にこんな力があったら
  ・こんな道具があったら
4. 現状認識
  ・現在の自分が置かれた環境  
   ・困っていること、解決したいこと
5.理想のゴール
  ・私がイメージするリーダーシップ
  ・未来の職場を表現しよう
  ・ユーザーにインタビューしてみよう
  ・30年後の仕事は?
      ・私が本当にしたいことは?
6.間をつなぐものは何か?
  ・欲しいもの、欲しいことを作品で表現しよう
  ・私がやりたいこと、やるべきこと
  ・メンバーに伝えたいこと
67自己理解を高める
  ・私自身とは何者か、他者が作品化する

自社独自の課題設定、自社事例を使用したワークによる完全カスタマイズ研修を実践します

現状に即した研修を行うため丁寧なヒアリングをさせていただきます。

Customers reviews

参加者の声より

社内の一人ひとりが話さなくてもどんな人か良く分かった。考えていることや思いなどがレゴ作品で深いところまで伝わった。
ブロックを作ったことがなく不安だったが、最初に練習時間があったのですぐに慣れた。また置いておくだけでも良い、と言われて気が楽になった。
自分の言葉で話そうとするとうまく表現できないけれど、ブロック作品を指さしながら紹介することで、具体的に伝えることができて楽だった。
皆に見られていると思うと緊張するけれど、レゴシリアスプレイは緊張しなくて、とても楽しかった。
「こんな会社にしたい」という作品を皆で作ったときに、普段話さないような良いアイデアがたくさん集まり、シェアできた。実現できるイメージが持てた。
レゴ作品の中から「コア」を取り出すときに「これ」とピンと来た。大事なものは一体何なのか、ブロックにしたらわかるので不思議だ。
メンバーはどんな価値観を持っているのか、どんなことを求めているのか、会話しなくても理解できるところが面白い。
「我社の良いところ」をブロックで作ると、こんなにたくさんあるんだなあ…というくらい出てきた。社員皆でやってみたい。
質問に答えていくうちに、自分の気がついていない問題や感情に気づけた。作るだけでなくストーリーを語ることで真の課題発見ができた。
グループメンバー全員で理解し合い、一つにまとめるというプロセスが理解できた。声の大きい人や、権威のある人に任せず、全員が1個ずつ作品を持ち寄って紹介するというプロセスに「会議はこうあるべきだ」と実感した。
自分自身が在りたい姿、実現させたい将来像のモデルが作れて納得できた。ぜひ実現したい。
皆で集中して作っていったので、あっという間に時間が過ぎ、そして楽しかった。仕事への意欲が高まった。
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