ストレス軽減のマインドフルネス

日精看・福岡県支部研修会が2022年11月12日に開催されました。
「ストレス軽減のマインドフルネス」のタイトルで、深月敬子が講師を務めました。
マインドフルネスの研修会です。

コロナ禍、人手不足なども含め厳しい環境の下、医療機関の看護スタッフは
日頃のストレスを抱え、それを強く実感もしている人が多いようです。
日常は「やるべきこと」が山のようにあり、業務に振る舞わされ、体を使っています。

・しなくてはいけないこと
・してはいけないこと
・・・“ねばならない”が多い毎日。

解決できない問題に悩む。モヤモヤする。たまっていく。
感じることや考えることがどんどん流れては消え、流れては消えていきます。
ありとあらゆることに応えようとして踏ん張っている自分が職場にいます。
あれれ、何となく疲れているなあ。
緊張が続いているなあ。
一体、私は何者なのか?何が幸せなのか?
日常の速い流れについていく自分と、内側に冷たくなっている自分が感じられます。

自分自身を感じてみましょう。
私自分の中心を感じてみましょう。
感じること、意識すること、大切なことに気づいてきましょう。
ストレスの軽減は、今ここに気づくことから始まります。
マインドフルネスのトレーニングで開発されていきます。
ああ、こんな気持ちがあったな。そうだ、今はこういう感覚だな。それが大事です。

短い時間ですが、ワークを中心にしてマインドフルネスをご紹介し、
実体験していただきました。

まずは目を閉じてみることで、外界の視覚情報の入手を閉ざすことができます。
自分の外側から集めていた情報を、今度は内側から得ることとします。
最も最適な方法は、自分の呼吸を意識してみることなのです。
呼吸の1回、1回に集中する練習をしていきます・・・・。
そして、一口の水を飲む。
集中して、ちょっとだけ、口に入れてみる。
この一口に集中します。
身体のスキャンをしてみます。
背中を感じる?
つむじを感じる?
胃を感じる?
腸を感じる?
足の小指を感じる?
まつげを感じる?

1カ所1カ所に意識を集中させることで、自分の大きさがわかります。

女性で多いのは、子宮の場所がわからないという人。
会陰がどこかわからない人も多いです。
どこが痛いのか、どこが動かしにくいか、・・・わかることになります。

音も聴いてみました。
お隣のひとと話をして、聴くことと話すことも集中してみました。
オンラインでのご参加の方も多くいらっしゃいました。
皆様のご参加、大変ありがとうございました。

ぜひ日常から、「今、ここ」の自分の内側を感じる瞬間を大切にしていただきたいです。

 

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