チームビルディング研修

チームにスピード感や柔軟な対応、新しい発想が求められています。個人が自発的に行動でき、互いの協力関係を発揮し合える、常に改善と成長を続けられる新しいチーム作りが必要です!
若い人材は生き生きしていますか?一人ひとりが意見を言いやすいですか?チームはゴールを目指して活気にあふれていますか?

どうやってまとまるか!未来へのワクワク感と共に統一感あるチームへ!

チームビルディングとは、目的やビジョンに向かって、個人とチームの能力やスキルを最大限発揮するチーム作りを行う方法です。
著しいIT化やグローバル化が加速し、従来と同じ指示型の仕事の仕方、ピラミッド型組織管理では完全に乗り遅れ、競争に勝てなくなるという危機感が日々強まっています。

条件として基本の4つを提案します。
・風土、規範の共有
・コミュニケーションの活性
・各メンバーの役割遂行
・共有ツールの活用

 

MIT上級講師のピーター・センゲが提唱した「学習する組織」の理論は優れた示唆です。人の成長と組織の発展の好循環を生み出す方法です。変わりゆく事業環境の中で、急激な変化にも耐え回復する「しなやかさ」、環境に迅速に適応する「適応性」、そして自ら学び、創造し、デザインし、進化する「自己組織化」することにあります。こうした能力を組織が身につけることによって、長期にわたって持続的にパフォーマンスを出しつづけることができます。
メンバーそれぞれが、自分の個性や能力を発揮しながら一丸となってゴールを目指します。

「学習する組織」を創るために支えとなる3つの柱を採り入れた、チームビルディング実践学習です。
「目的達成のためにチームが一丸となるプロセスを体感しながら、チームビルディングの構築方法を学ぶ」ためのワークショップによる研修がおすすめです。
1)自らを動かす力、2)複雑性を理解する力、3)共創的に対話する力を伸ばします。

こんな方におすすめの研修です

研修のねらい

チームとしてのパフォーマンスを向上させる

チームビルディングの大きな目的は、チームのパフォーマンスを向上させることにあります。チームビルディング研修を行うことで、受講者はチームにおける自分の役割を認識することができ、メンバーの一員としてどのように振る舞うべきかを考えるようになるでしょう。チーム一人ひとりが、自分の行動がチームに影響を与えることが意識できるようになれば、相乗効果でチーム全体が活性化していきます。

コミュニケーションを活性化させる

近年のダイバーシティの影響などでメンバーの属性や雇用形態は様々です。様々な異なる背景を持つメンバー同士が一つの目的に向かって協力関係を築きながら仕事を進めていくには、よいコミュニケーションが不可欠です。上司や目上を立てるだけのコミュニケーションではなく、チームメンバーの一員として臆せず自分の意見を述べられる風土作りが必要になります。

組織のミッションやビジョンを浸透させる

新しく組織を形成した時や、プロジェクトのキックオフ時に、組織のミッションやビジョンを浸透させる目的でチームビルディング研修を導入することも効果的です。ミッションやビジョンは、どのようなパフォーマンスが求められているのかを理解したり、様々な課題を解決したりする際、判断の軸となります。

現状に即した研修を行うため丁寧なヒアリングをさせていただきます。

研修の効果

チームは共通の目的に向かい相互に協力しながら取り組むことで生産性を上げていきます。全員が相互理解し共感した安心な場づくりができているか、各自が責任を果たせて貢献しているか、などチームワーク要素を再確認します。

メンバー全員で決めた目標や具体的な行動は、自身が共感・納得したものであるため、意欲的に取り組むことができます。主張や提案、承認や傾聴しながら相互協調の習慣化を促します。

ロスやエラーはコミュニケーション不足により生じます。「仕事はひとりで行うのではなく、チームで行うもの」という理解を、演習を通じて体感し、納得できます。

体験を通じて参加者自身に気づきをもたらし、スキル向上やモチベーション向上に効果があります。座学のみの研修と違い、必ず正解があるということではなく、その体験の過程のなかで、何に気づき、感じそして行動し、自他を理解して自分自身の変容を促すことを目指します。

チームで、一定の時間内に正確に制作する、また1つのストーリーを作成するという演習は、全員参加で概念を共有化させ、形式化させていく創造的プロデュースとなります。
全員の想いを共有し、体系立てまとめていくプロセスの中で、各自の特性が発揮され相互理解を育み、協力や統合をしていく意識や行動を身につけることができます。目的意識、協働意識、問題解決力を高めます。

■研修実績(1)
 イノベーションにも効果が高いチームビルディング研修。レゴシリアスプレイを使ったプログラム。
 自社の
 未来の商品をイメージするデザイン思考。(製造業の若手社員研修) 既成概念にとらわれず自由で新しい発想を広げ、各チームでプロダクト 
 デザイン。
 導入事例はこちら

■研修実績(2)
創業5年目の会社において3拠点の社員35名が全員参加したチームビルディング研修。
・私たちが目指す会社とはどんな会社か?を具体的に定義するための1日。
・そして、そのために社員30名がどのような貢献をするのか?自分で決定し、宣言し、約束するゴール。
・必要なアクションとして、「他者の話を聴く」「相手を理解する」「自分の情報を正しく伝える」「簡潔に話す」トレーニングも行う
・「見る、考える、話す、聴く」の一連のワークをレゴシリアスプレイで実習。そして貢献モデルを製作してグループ共有。
※すばらしい作品が完成し、発表した後に、個人の目標設定シート作成です。
導入事例はこちら

■研修実績(3)
創業10年目の会社。平均年齢28歳の若い社員が全員参加。リーダークラスも20代後半。楽しみに開催されたチームビルディング研修。
・コミュニケーションの取り方を学び実践しよう(絵を見ないで伝える伝達ゲーム:勝負は「聴き方」にあった)
・対話のルールを学び、実践(よく聴き、明確に話し、一緒に考える)
・私の経験を言語にする、イメージにする、伝える、表現する
・自分と他人は違うのか?違うところを考えよう
・チームでまとめよう。まとめるとは何だ?
・リーダーシップとはどんな行動?あなたのリーダーシップ行動は?
・会社の未来に貢献しよう?あなたは何をする人なのか?
導入事例はこちら

カリキュラム例

1. チームで働くことの重要性
  (1)チームとは
  【ワークショップ】チームで働くことの重要性を体感してください
  (2)チームで働くことの重要性
2. チームビルディングの基本
  (1)チームビルディングの理論
  (2)形成期
  (3)形成期に求められるアクション
  【ワークショップ】チームメンバー間でコミュニケーションをとってください
  (4)人生グラフ
3. チームビルディングの体感
  【ワークショップ】チームでより良い成果をあげてください
  (1)より良い成果をあげるためには
  (2)混乱期 (4)統一期  (6)機能期
  【ワークショップ】チーム、先ほどよりより良い成果をあげてください
4. 自社・自部門におけるチームビルディング
  (1)自社・自部門におけるチームの現状診断
  (2)明日から何を実行しますか?

多様なワークショップの種類

ただ楽しくゲームをすることが目的ではなく、ゲームで協力してゴールを目指すというプロセスの中で、チームで力を発揮する能力を身につけます。チームビルディング研修の内容には様々な種類があり、会社のニーズや育成方針によって内容が変わってきます。

1.レゴ®シリアスプレイ®

レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材を活用したワークショップは個人、チーム、組織に向けて行われる問題解決のためのファシリテーションテクニックであり、新しい学びの道具でもあります。レゴブロックを使ってモデルを組み立て、そのモデルについて語り、共有して、振り返ることで、人と組織に、新たな気づきや学びと創造をもたらします。

2.ビールゲーム(学習する組織)

システム思考・全体最適を学ぶのに最適です。4人1チームをビールの製造から供給に対応する4つの役割(小売店、二次卸、一次卸、工場)に分け、ビールの発注、納品を通してお互いが与える影響を把握し、全体最適や、システム思考について学びます。

 
3.アートビルディング

独自のアートプログラムを用いて、絵を描く、オブジェ製作などた創作活動そのものを楽しむプロセスを通して、多様な個性を承認する、つなげる、複雑性を単純にする、全体をまとめる、などの構造的チームづくりを理解します。

 
4.シナリオプランニング

将来起こるかもしれない複数のシナリオを描いたうえで、自社の事業や経営方針、想定される出来事への対処法を導きだす手法です。 たとえば、今後日本国内の人口が減少していくのは確実性の高い未来予測です。

 
5.ペーパータワー

30枚のA4用紙を使用し、タワーを作るゲームです。マシュマロタワーと同様、最も高いタワーを作ったチームが勝利します。用意するものが少ないため、気軽に取り組めます。

 
6.マシュマロチャレンジ

マシュマロ、パスタ、テープ、ひもを用意し、自立するタワーを作るゲームです。最も高さのあるタワーを作ったチームが勝ちとなります。共通の目標を達成するために、コミュニケーションをとりながら作業を進める方法を学べます。

 
7.NASA

チームのメンバー同士でフラフープを囲み、指でフラフープを支えてバランスを保ったまま床へ近づけていくゲームです。制限時間が設けられており、時間内に床にフラフープをつけられれば成功です。楽しみながら、メンバー同士で協力する体験ができます。

 
8.ヘリウムリング

宇宙飛行士として不時着した場面を想定し、手元にあるアイテムに優先順位をつけるゲームです。チームのメンバー同士で意見を出しあいながら、アイテムを並べていきます。ゲームを通して意見を交わすと、お互いの価値観を理解しやすくなります。

 
9.スカベンジャーハント

指定された被写体を撮影するゲームです。制限時間が設けられているため、効率的に被写体を探すためにはチームで話しあって戦略を練る必要があります。ゲームを終えた後は、よかった点と改善すべき点をメンバー同士で話しあいます。

 
10.WIND & ANCHOR

自分が前向きな気分になれる状況とネガティブになってしまう状況について、チームのほかのメンバーに共有するワークショップです。内容をポストイットに書き出して発表します。ほかのメンバーの価値観を把握できるため、お互いに配慮しながら業務を進められるようになります。

 
11.マインフィールド

2人1組になり、障害物のある道を通り抜けるゲームです。1人は目隠しをするため、もう1人が指示を出しながら道を進む必要があります。お互いの協力が必要不可欠であり、コミュニケーションの活性化に役立ちます。

 
12.Where I'm from ポエム

「私は〇〇から来ました」という文章に言葉を当てはめ、自分について発表するゲームです。自分について振り返りながら文章を作るため、通常の自己紹介よりも深い表現ができます。メンバー同士の相互理解を深めるために効果的です。

 
13.ジェスチャーゲーム

出されたお題を言葉を使わずにジェスチャーだけで見ている人に伝えるため、表現力と相手の伝えたいことを理解する必要があります。チームで動いていく上で必要不可欠な意思疎通の能力を鍛えることができる上に、ノンバーバルコミュニケーションの力を伸ばすことも可能です。

 
14.バースデイライン

制限時間内に誕生日の早い順から順番に一列に並ぶゲームです。終始無言でおこない、言葉を使う事はもちろん、筆談も禁止されています。このゲームでは、言葉を使って行うコミュニケーションの大切さと、言葉を使わずに相手の気持ちを推測するノンバーバルコミュニケーションの重要性を同時に学ぶことができるため、チームビルディング研修には最適なゲームです。

 
15.ピンポン玉リレー

スプーンやお箸を使ってリレー形式でピンポン玉を運ぶという非常にシンプルなゲーム。折り返し地点を設けたり障害物を設置したりしてコースを作り、ピンポン玉を受け渡しながら最も速く全員がゴールしたチームが優勝です。非常に軽くて不安定なピンポン玉をリレー形式で受け渡していくため、メンバーのチームワークが非常に重要になり、チームワークを養うことができます。

 
16:ウソつき当てゲーム

誰がウソをついているか当てる簡単なゲーム。少し難しい設定にするとチーム内で嘘をついている人を当てようとする動きが活発になり、会話が弾みコミニケーションも図れます。また、嘘を見破ろうとする中で、人の話を注意深く聞く力や、個々の集中力、洞察力が高まります。

 
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