カテゴリー: スタッフブログ

  • 報告がないことが怖い

    部下に仕事を依頼すると、とても喜んでやってくれます。

    アイデアを自分でも出したり、具体的な質問をするし、細かい相談をしリスク管理もできるし、任せることによって

    本人の成長になることを実感します。

    依頼した私の方としても、リサーチと豊富な経験から方針と方法を練ります。

    綿密な計画を立て、シナリオをつくり、資料を作り、万全を期します。

    部下も必死で付いてきてくれている感触があります。

     

    しかし、・・・・・結構それは「本番前」までが多いように思うのです。

    なぜかというと、例えば研修事業をやっていると、研修講師の本番に向けた前工程ではやる気満々なのですが、

    当日以後に、“報告”がないのです。

    本人の中で終了し安心するのでしょうか、思い出したくないのでしょうか。

    大事なのは、計画したことが実際にできたかどうかを依頼者に知らせることです。

     

    目標が達することができたのか、本人の口頭でもメールでも良いので報告をして欲しいのです。

    それにより、上司(仕事を依頼した責任者)としては、安心するからです。

    特に、サービス業だと、実体が見えないので、その場の様子がわかりません。

    正当に価値が生まれたかどうか、価格に見合った業務が行えたかどうかが、会社の代表としても心配なのです。

    当日、そこにいない場合がほとんどですから。

    顧客の声があるとき、リピートがあるとき、にはもちろん当然の評価をいただけるのですが、

    無い場合には、その実体の測定をしようがありません。

     

    ・今日の仕事は予定どおりに完遂できたのか

    ・顧客の様子や意見で気になったことはなかったか

    ・時間管理はどうだったのか、どこか不足した点はなかったか

    ・想定していた計画どおりに進めたのか、計画に甘い点や問題はなかったのか

    ・実際の現場からの声を受け止めたか、満足度や評価はどうだったのか

     

    サービス業に従事する人が特に、報告の意味がわからない人が多いようです。

    リアルに動画に撮ってくれとは言いませんが、どんな課題が残ったのかをくみ取って、

    上司に報告して欲しいと思います。

    そこから、また新たな発見や、新たなビジネスにつながります。

     

  • ミーティングの記録をしないのは致命傷

    意外に、議事録を取らない中小企業って多いのです。

    数百の会社に入らせていただいてきましたが、議事録や共有ボードがない、何が決定事項なのかわからないという会議参加者の声をたくさん聞いてきました。

     

    あるサービス業の企業に3カ月程のコンサルティングに入りました。

    担当マネージャーは、他店から異動したばかりで多くの問題を抱えていました。

    業績は悪いわけではないのですが、社員の仕事の仕方に非常に不満があり、統一感のある組織に変えようという狙いがあるのです。

    マネージャーが変わったことで、しくみや配置、風土まで刷新したいという目論見がありました。

    私は社長経由で依頼され、そのマネージャーの支援をすることになったのです。

     

    初めてリーダーのミーティングに入って、私は驚きました。

    その会議では、口頭戦術。誰も、メモしない組織なのです。

    議事録は当然ないのですが、誰も手帳も持っていない、メモするようなそぶりもない、筆記具も持たずに、席に座っているのです。

    当然ですが、ホワイトボードもない会議室なのです。

     

    「これから〇〇をやって欲しい。そのために、まずは現場の問題があれば意見を言ってくれ」とマネージャーは提示しました。

    すると堰を切ったように、座っているリーダー達は不満や問題を話し始めました。

    口々に話す言葉は、かなり感情的、感覚的なものでした。多くは否定的で会社への不満のような意見が多かったのです。

    記録しなくても意見は矢継早に、スピーディーに出るものです。

    メンバーは人の話をちゃんと聞いているのか?聞いていないように見える。メンバー同士で目を合わせているわけではなく、皆は下を向いています。

    言葉だけでのやりとりなので、空中分解していくような感覚があります。

    意見の整理がしにくく、結局、何が真の問題なのかがわかりにくいのです。

    意見が出るたびに、マネージャーは、「それはいい」「それは悪い」などとイチイチ反応して判断していました。

    ・・・文字に記録するという文化がない組織があることに違和感がありますが、現業であること、身体を使うサービス業であると、

    会議も文字によるコミュニケーションを取らない習慣が根付いているのかもしれません。

    そこで私は、その時間に白紙にメモしました。録音機能を使うことは避け、できるだけすべてを文字に記録しました。

     

    これが、この組織の問題なのではないか?

    何も整理できていない組織ではないのか?

    何ができて、何ができていなくて、どこがどんな進度で、目標に対してどの程度達成しているのか、・・・

    すべては言語と数字で把握しなければ正確な議論ができないのではないか。

    決まったことを文字にして、全員に通達するためにも、記録がまずは大事です。

     

    「ちょっと待ってください」

    私は、その時間、筆記したレポートをマネージャーに見せました。

    意見を整理し、色を変え、構造化して見せました。

    「ここがもっと具体化すべきではないでしょうか?」と私の意見を言わせてもらいました。

    「そうだな。ああ、この出た話は忘れていた。大事なことだ」・・・そうです、マネージャーは全部の話を覚えてはいられないのです。

     

    会議後、マネージャーと話して決めたことは、まずは議事録をきちんと取りましょう!ということです。

    私がコンサルティングに入って初めてのアドバイスでした。

    この会社はここから、変わったのです。

    議事録、話し合いの整理、そこからやるべきことが発見でき、行動につながるのです。

    文字化をやらない人・・・意外といるのではないでしょうか。

     

     

  • クレームがなくならない理由

    ある組織研修を担当いたしました。

    時間が足りない、忙しい原因として、困っていることがあると参加者が口々に言うのです。

    それは電話応対に時間が取られるということです。

    「電話がなりっぱなしで自分の仕事ができない」

    「『こんなことで困っている。どうしたら良いか?』…の相談ばかりで、担当部署じゃないのにかかってくる」

    「客の話が長い。何とかIT電話か、メール問合せのみにしてもらいたい。相手の話につきあっていられない」

    「話が聞いて欲しいなら、どこか別のところにかけて欲しい。私の時間を奪わないで」

    「この電話の愚痴を聞いていたら夕方まで時間つぶしができそうだ。黙って聞いておこう」

    …など、様々な思いを発してくれました。

    では、それをどう対応していけばよいのか、という方法も皆で考えてみました。

    しっかり相槌をうち、内容を理解してあげればご自身でも解決できるとか、

    電話対応の担当者を順番制にするとか、専任にするとか、人事評価に含めるとか…いろいろな意見が出ました。

     

    さて、その同じ組織の上層部では、一方で大変困ったことが起きています。

    トップへ集まるクレームです。

    「電話をしても職員の対応が悪い」

    「職員の接遇が悪い。いいかげんな対応をしている。教育不足じゃないのか!」

    「相談をしても知らん顔される」・・・

    トップはなくならないこのクレームに頭を悩ますことになります。

    時短や働き方改革、業務改善と言いながら、その反対側で顧客の不満足が増えていく矛盾が起きているのです。

     

    そうなんです。

    職員がムダと考える判断が、実は顧客の不満足につながっているのです。

    何が最も重要なのでしょうか?

    何に最も時間をかけないといけないのでしょうか?

    誠実に、組織の目的を果たすために、何を大事にしなければいけないのかを考えていくべきですね。

     

  • 生産性を高めるには無形資産の蓄積が必要

    先進国では、経済成長の決定要因は研究開発・知的財産・データ・ブランドなどの無形資産の蓄積へと移行していることがわかってきました。いかに知的な非定型労働を資産化できることが、これからの企業にも、そして国にも求められます。

    それを活かすために、人材の重要性、そして育成の重要性が増していると言えます。
    機械やAIなどに容易に代替されない、高度かつ幅広い技能を発揮できる人材であり、そうした人材を活かす組織への改革が求められます。

    超少子高齢社会、これまでとは全く違う人員不足が起きてきます。

    既に、中小企業では、募集の数に満たない採用が年々大きくなってきました。毎年、大卒社員を採用していた企業が、今年は集まらなかったために高卒者を初めて採ったと言っていました。今後、この新卒採用は益々難しくなります。

    これまでと同じ業務をする人材を採用するのでなく、これから若手にやってもらいたいこと、若い創造力と柔軟な思考力で自社の強みをさらに伸ばしてくれること…ありますか?

    「黙って見ておけ」のOJTでは人は育ちません。

    マナー教育や、3年から5年などの長い修行期間でへたれ社員を育てず、自社の独自性を伸ばす新たな発想ができる領域でユニークで自由な育成ができると良いと思います。

    貴重な人材が存分に活躍できる環境整備が求められます。
    有能な人材を育成することは優先すべき投資です。

    働きやすい組織風土を醸成すること、そして人事部門の強化や戦略づくり、そして評価制度、賃金制度などの整備によって、優秀な人が育つ取り組みを着々と進めていきましょう。

    日本の労働生産性上昇率の低下は、無形資産投資がデザインや組織改革などへの広がりを見せていないことが関係していると言う専門家もいます。

    経済的な実証分析を見ると、能力・健康・女性など多様性への配慮が企業の成長を左右することが示されています。

    企業の成長を担う人材に十分配慮した取り組みが望まれます。

  • マインドフルネス研修が増えています

    マインドフルネス研修が増えています

    コロナ禍、「マインドフルネス研修」の実施が増えております。

    “未来が明るく感じられない”
    “ストレスを感じる”
    “不安感が拭えない”
    “旅行や外出の制限で自由さを感じられない”
    “発散されないイライラがある”
    “職場と家の往復だけで閉塞感”

    心情的な不安感、解法されない感覚がどこか奥の方に溜まっていくようです。
    何かの制限や監視の生活が長く続くことでメンタル不全につながりやすくなります。

    そんな時、マインドフルネス呼吸、瞑想、ボディスキャンなどをしてみましょう。
    一旦立ち止まり、自分の脳内をクリアリングするのです。
    目の前のゴタゴタした状況に振り回されている自分を、少し遠くから見つめていきます。
    身体の力を抜いて、五感の感覚を取り戻します。
    いくつかのワークを1時間~2時間するだけで、スッキリする感覚が味わえます。

    職場メンバーと一緒にやってみることをお勧めします。
    研修やちょっとした集まりに、マインドフルネスをしてみませんか?
    自分への理解が進み、感情がオープンになったり、それにより相手を思いやる気持ちも高まります。

    歩いたり、ストレッチを取り入れるとさらに血流がよくなる、代謝が良くなる、幸福感が高まる、などの
    効果も得られます。

    福岡でマインドフルネス研修を検討されている企業や団体のご担当者様、
    研修企画からお手伝いしております。

    詳細ページはこちら
    お気軽にお問合せください。

  • 女性管理職だけを集めた研修で効果があるの?

    女性管理職だけを集めた研修で効果があるの?

    国内に大きな組織をもつ団体の女性管理職の研修2日間を担当させていただきました。

    とても重々しい問題が山積しております。
    各地で拠点合併、人員削減、コスト削減、会員顧客の減少、利益減少・・・
    昨今の災害の多さやコロナ感染症の問題ものしかかっています。

    消費財を扱う企業や団体では、消費者に近い感覚で動く「女性」の存在はありがたいです。
    生活者目線でのセンスや働き方は貴重です。
    ですが、体力を必要とする現場仕事、利用者の巡回を遠方まで夜勤や日祝勤も必要・・・
    一人当たりの担当量が増え、エリアが遠くなり、色々な業務をこなさなければならない。
    本当にワークライフバランスが崩れていると訴える社員が多いのです。
    そんな中、若い社員や後輩は離職が多く、「こんな職場、続けられません」と言う。
    若い社員を育て、自分の大量の仕事をさばき、そして、
    「管理職なんだから数字の責任も負え」というトップの指令。
    ここまで意志の強い我慢強い人だけが残ったのかなという印象です。
    管理職なんだから、責任をかぶらなければならないという負け試合。

    私は、画面に映った女性管理職の多さに正直に驚きました。
    地方では、女性が管理職として便利に使われているんじゃないか?
    最新のニュースでは、女性管理職の比率の第1位は徳島県、第2位は熊本県だとか。
    そうでしょう、地方に残り力強く体力勝負で働くのは、女性しかいないのですから・・・
    こちらの団体はある九州内に位置していますが、疲弊する地方経済に真正面ぶち当たっています。

    果たして、「息抜きにして欲しい」「女性同士の共感の場にして欲しい」という、
    組織側から依頼された研修目的は正しいのでしょうか?
    うわべだけの女性を癒す人事費用ではなく、研修と言う名の目標を押しつける機会ではなく、
    女性が働きやすい職場、居心地の良い、女性自身がトライしたり能力を発揮できる職場に
    芯から変わらないといけないと思います。
    こういう組織の人事部の担当者こそ、「問題はありますか?」と尋ねると、
    「特に把握しておりません。一般的な内容で結構です」とおっしゃるんですよね。
    本気で社員のことを考えているんですかね?
    ええ、私は一般的な研修こそできないんですよね。

    今回は、システム思考を使ったワーク、クリニカルアートを使った自分らしいリーダー像を描いてもらいました。
    グループで話すと、終わらないトークが続きました。
    とても真面目に組織と職場を想う参加者に感激し、心より応援しております。
    職場はすぐに変わらないかもしれませんが、皆が一人ずつ、今の思いを形に変えていき、
    そして共有し輪になって、力を合わせて欲しいと思います。
    画面の絵は、皆さんの想いを「せーの」で出してもらい、笑顔になりました。
    オンラインの制限があり、まだまだ話したかったのですが少し心残りでした。

    またお会いしましょう!!
    ありがとうございました。 

     

    ※女性リーダー養成研修の詳細はこちら

  • メンバーを伸ばす育成(コーチング)スキルのポイント

    部下育成はいつの時代も難しいと言われます。
    当社へのお問合せの中で最も多いテーマです。
    常に関心が高いテーマである育成やコーチングについてポイントを記しておきます。

    メンバーは目標に向かって、順調に育っていますか?

    〇個人の「目標達成への行動ストーリー」
    ・明確な目標があるか
    ・目標を意識し、目標と現状の差異(ギャップ)を数値化、具体化したか
    ・差異を埋めるために必要な行動を検討しているか
    ・行動を実際に起こしているか
    ・必要な情報、知識、技術を持っているか

    〇上司としての育成
    上記の行動ストーリーの支援者になること
    ・目標を明確化させる支援
    ・行動を具体化させる支援
    ・実際に行動に起こす支援
    ・不足している資源の補充や支援

    上司としての支援とは何か?
    ただ指示命令や管理ではなく、本人の目標達成ストーリーが実際に達成できるように、
    情動的&論理的に支援をすることなのです。
    2つのスキルを併せて使いましょう。

    ◇情動的スキル
    ・励ます(いいね、グッジョブ、よかったよ、できそうだね…)
    ・話を聴く(それは悔しいね、ぜひやりたいね、そう思ったんだね…)
    ・自分の考えを言う(〇〇だと思う、うれしい、私の時は〇〇だったよ、こうしてみたら)

    ◇論理的スキル
    ・質問(何ができているの?、もっとどうなりたいの?、何をしようと思う?…)
    ・数値化(今何%できている?、優先順位をつけてみて、何円の予算?…)
    ・情報提供(〇〇でもらうとよい、私が教えよう、練習しよう、ソフト使用して…)
    どうも、情緒的な支援だけをコーチングととらえている人が多いように感じます。
    両方が大事です。

    組織の場合、目標は組織にまず大きな方針としてあります。
    部下に「あなたの目標はなに?」と唐突に尋ねても、プライベートな目標しか出て来ないことが多いのではないでしょうか。
    まずは方針や組織目標を認識できているか、確認が必要です。
    そのうえで、役割や担当における課題について、どのように自分が行動すればよいかを、本人がしっかり考えられるような業務コーチングをしていただきたいと思います。
    コーチングやメンタリングの言葉だけが独り歩きしないように、組織目標をどうやって達成するのか、相互に対話の中で答えが見つかるかもしれません。

    そして、部下には
    「私に何をして欲しいですか?」の問いをしてください。
    高圧的な指示責めにならないように、足りていないこと、困っていること、相談したいこと…などが何かあるかもしれません。
    対話しながら、上司の方がとても居心地よくなったりやる気になることも実はたくさんあるのです。
    職場の問題を一緒に考える機会になることもあります。
    話す機会をつくる、互いに誠意をもって本音で対話する中で、相互コーチングとなることを期待しています。

     

    ※コーチング研修の詳細ページはこちら

    ~ただいまオンライン研修にてお問合せ多数~

  • 仕事ができるとは、整理整頓ができること=概念化思考力

    仕事ができるとは、整理整頓ができること=概念化思考力

    新入社員研修の季節となりました。
    私が、多くの企業での研修で毎回、伝えていることがあります。
    机の上の整理整頓です。

    今年の某企業の研修でも、受講している社員は何気なく机の上にテキストや文房具を散らかして
    休憩に出ています。期待どおりにやってくれました。
    もちろん、研修の開始時に整理整頓はルールとして必ず指示しているのですが、
    学生時代と同じように気ままに書類を散乱させます。
    こちらのような状態を見受けます。

    ・研修時間の合間に節目として片づけを行ってから席を立つ
    ・終わったものは保存する、捨てるなど整理する
    ・机の上に重要なものを開きっぱなしにせず、閉じる(個人名な内容は人目にさらさない)
    ・道具は決まった場所に置く(返却する、片づける)
    ・すべてに名称を書く
    ・一定の場所を決め、散らかさない

    これは、新人の頃からの習慣として身につけたいですね。
    思考の整理が行動習慣となります。
    ロジカルシンキングやパラグラフ思考も鍛えます。
    当然ですが、紛失や探す時間などロスをなくします。

    そして、多くの人が行き交う場所などの場合には、個人情報保護は必須です。

    仕事ができることの基本は、まずは整理整頓なのです。
    そして実は、これは「概念化思考力」が高いコトを示します。
    物事を整理できる、仕分けできる、判断できることとつながります。
    つまり、過去と未来など時系列で並べらることができる、経験を活かせる、未来への予想や計画を立てられる、という
    仕事において必須の概念化思考と同じです。
    内と外の見分けがつき、瞬時に必要な情報を取り上げることができる、感情の切り替えができる、なども同じです。

    まずは物の整理整頓で、思考力や判断力を高めていきましょう。

  • 研修は多様なスタイルで行っております(オンライン、テレビ会議など)

    研修は多様なスタイルで行っております(オンライン、テレビ会議など)

    2020年の春、ほとんど予定キャンセルとなった新入社員研修ですが、今年、2021年は様々な形式へ変化しています。
    遠隔地からの交通移動が難しい場合には、効果的な研修方法にてプランしております。
    新しい方法で講師担当、講師派遣を行っています。

    ・オンラインでの研修:社員は自宅や職場から受講します
    ・テレビ会議での研修:社員は拠点ごとに集まり、数か所を繋いで実施します
    ・集合での対面研修 :1ヵ所に集まりますが感染防止対策を十分行います
    ・動画での研修   :講師からの解説動画を見て課題に取り組みます

    企業組織ごとに事情があり、ご要望に合わせて研修プロデュースを行います。
    もちろん実際に対面での教育が望ましいことが多いのですが、他の方法でも同様の効果が得られるような工夫を行っております。
    職場でのチームビルディングや主体性発揮を求める場合には、課題の提示の仕方を特に工夫する必要があります。
    五感での実感が不足するデジタル会議の場合には、手元に道具を送るとか、実際に手を動かしてもらうなどの演習を多数採り入れます。
    お気軽にお問い合わせください。

    フェイスシールドで発表
    複数の拠点をつないだテレビ会議で行うプレゼン
    フェイスシールドで発表
    Zoomを使ったオンライン研修
  • 教育効果が高い研修とは

    教育効果が高い研修とは

    【行動変容するには⁉】
    人はどうしたら、やる気になるのでしょうか?
    行動はどうしたら変容するのでしょうか?
    どうしたら、学習したことを、職場で実施するのでしょうか?

    【やる人orやらない人】
    やっていないということは、わかっていないことと同じです。
    ぜひ、「行動」を促していただきたいです。そして、「知識」や「保有能力」ではなく実行したかどうかを評価するような
    「発揮能力」を評価できるような、「しくみ」を組織内でもっていただきたいです。
    研修やセミナーでたくさん学ぶけれど、知識はたっぷり豊富になったけれど、行動は何ら変わらない。
    実行までに至らない。・・・なぜなのでしょうか?
    それは、やらなくてもよい組織内のしくみや風土が原因がほとんどです。
    そうなのです。これは組織的な問題なのですよね。
    研修を受けただけで終わるのではなく、その翌日からの行動を求めていきましょう。

    【講師は行動変容させられるのか?】
    講師専門知識ややり方を指導してくれます。
    組織としての学習機会になります。うまく活用した方がよいでしょう。
    客観的アドバイスは、チームビルディングを再構成でき一体感が生まれます。
    外部のファシリテーターが存在することで、一気にチーム内の課題が明確になったり、役割が明確になる、
    繋ぎ目が強くなったり、自分たちの存在を俯瞰することが可能です。

    【できるためのしくみづくり】
    研修講師が翌日から観察や評価を続けらえません。
    行動するのは「個人」その人であるし、組織は「できる」ための「しくみ」をつくる必要があります。
    明日からどうするか、皆で話し合い、やり方を決め、指示や連絡し、やった後の評価やフィードバックを
    ぜひ地道に続けていただきたいと思います。
    そうすると、講師やコンサルタントとタッグを組んで、ますます良い組織に磨かれるでしょう。