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  • アナログアートで非認知スキルアップ チームビルディング研修

    アナログアートで非認知スキルアップ チームビルディング研修

    アナログアートでのチーム研修への講師派遣、またセミナー開催しています。

    さて、今回は入社2年~3年目の企業内の研修です。
    「私が感じる仕事のやりがい」
    「私の強み」
    「これまでで最も楽しかった職場での場面」
    「チームを絵にしてみよう」
    ・・・これらを、アナログ画に描いていきました。

    ストレスを数値にしてみると、10点満点中の8点とか9点あった参加者が、
    終了時には5点や4点に下がっていました。

    オイルパステルを使って画用紙に絵を描きます。
    デッサンと違い、正確に描く必要はありません。感じたままに色を重ねていくだけです。
    五感を豊かに使い、作業に集中しながら自己表現する場になります。
    一人ひとりが違う作品が出来上がります。
    できた絵を鑑賞すると、それぞれの感性の豊かさと、繊細な感情がすぐ感じ取れるのです。
    自分は描いた作品を目で見ると、「いい作品」と自己満足できますし、また
    「ああ、こう思っていたんだな」と改めて自分の良さや感覚など自己の内側を理解できるのです。
    それを通じ、自尊心を高め、満足感や達成感も生まれてきます。

    ■■アート・コミュニケーションにより、連帯感を高める■■
    似顔絵を描くのではなく、相手の長所や内面を抽象的に描くワーク。
    果たして誰のことを描いたのか説明を聞いて納得する、相互理解を促します。
    こちらの絵は、グループの誰かを絵にしたものです。誰のことかは明かすまでわかりません。
    「堂々としているので強い線にしました」「冷静沈着な人」「明るく場を和ましてくれる」…など。
    色と線の強弱、太さ、濃さ、混ざり具合、タッチ…などで人の内面を表現できています。
    描いてもらった人はとてもうれしく感じたり、納得したり、発見があったり…なのです。
    あっという間に強いチームのつながりができていました。

    ★右脳モードによるアートプログラムは脳科学からのアプローチです。
    〇「上手い」「下手」という概念から解放します
    〇五感で感じて表現します(感性の重視)
    〇完成させることよりも、制作過程で楽しみながら自己表現できます
    〇個性ある作品が生み出されるため、自己理解・他者理解が促進できます

    これまでの階層別教育、ワーク型研修ではどうしても左脳を中心として使い、
    言語を中心とした論理的、具体的な目に見える現象を基にした構成でした。
    ここ数十年、チームビルディングでは、戦略が重要視されていたのです。
    ワークをやっても脳が活性化しにくく抽象的イメージ、創造性やインスピレーションに欠けます。
    コロナ禍でのストレスも相まって、一人当たりの処理量の格差、個人のストレス増大、
    多量な情報処理、評価的で計量的な問題解決と、続く緊張感が多くの組織に見られます。
    真の能力開発をするため、、またさらに強いチームをつくっていくにはアナログ型学習をお勧めします。
    アハ効果や満足感、自己実現への欲求へつなげるには、抽象度の高いアナログ型の学びをやっていくに限ります。

     

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    オンラインでも実施しております。

  • 女性管理職だけを集めた研修で効果があるの?

    女性管理職だけを集めた研修で効果があるの?

    国内に大きな組織をもつ団体の女性管理職の研修2日間を担当させていただきました。

    とても重々しい問題が山積しております。
    各地で拠点合併、人員削減、コスト削減、会員顧客の減少、利益減少・・・
    昨今の災害の多さやコロナ感染症の問題ものしかかっています。

    消費財を扱う企業や団体では、消費者に近い感覚で動く「女性」の存在はありがたいです。
    生活者目線でのセンスや働き方は貴重です。
    ですが、体力を必要とする現場仕事、利用者の巡回を遠方まで夜勤や日祝勤も必要・・・
    一人当たりの担当量が増え、エリアが遠くなり、色々な業務をこなさなければならない。
    本当にワークライフバランスが崩れていると訴える社員が多いのです。
    そんな中、若い社員や後輩は離職が多く、「こんな職場、続けられません」と言う。
    若い社員を育て、自分の大量の仕事をさばき、そして、
    「管理職なんだから数字の責任も負え」というトップの指令。
    ここまで意志の強い我慢強い人だけが残ったのかなという印象です。
    管理職なんだから、責任をかぶらなければならないという負け試合。

    私は、画面に映った女性管理職の多さに正直に驚きました。
    地方では、女性が管理職として便利に使われているんじゃないか?
    最新のニュースでは、女性管理職の比率の第1位は徳島県、第2位は熊本県だとか。
    そうでしょう、地方に残り力強く体力勝負で働くのは、女性しかいないのですから・・・
    こちらの団体はある九州内に位置していますが、疲弊する地方経済に真正面ぶち当たっています。

    果たして、「息抜きにして欲しい」「女性同士の共感の場にして欲しい」という、
    組織側から依頼された研修目的は正しいのでしょうか?
    うわべだけの女性を癒す人事費用ではなく、研修と言う名の目標を押しつける機会ではなく、
    女性が働きやすい職場、居心地の良い、女性自身がトライしたり能力を発揮できる職場に
    芯から変わらないといけないと思います。
    こういう組織の人事部の担当者こそ、「問題はありますか?」と尋ねると、
    「特に把握しておりません。一般的な内容で結構です」とおっしゃるんですよね。
    本気で社員のことを考えているんですかね?
    ええ、私は一般的な研修こそできないんですよね。

    今回は、システム思考を使ったワーク、クリニカルアートを使った自分らしいリーダー像を描いてもらいました。
    グループで話すと、終わらないトークが続きました。
    とても真面目に組織と職場を想う参加者に感激し、心より応援しております。
    職場はすぐに変わらないかもしれませんが、皆が一人ずつ、今の思いを形に変えていき、
    そして共有し輪になって、力を合わせて欲しいと思います。
    画面の絵は、皆さんの想いを「せーの」で出してもらい、笑顔になりました。
    オンラインの制限があり、まだまだ話したかったのですが少し心残りでした。

    またお会いしましょう!!
    ありがとうございました。 

     

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  • メンバーを伸ばす育成(コーチング)スキルのポイント

    部下育成はいつの時代も難しいと言われます。
    当社へのお問合せの中で最も多いテーマです。
    常に関心が高いテーマである育成やコーチングについてポイントを記しておきます。

    メンバーは目標に向かって、順調に育っていますか?

    〇個人の「目標達成への行動ストーリー」
    ・明確な目標があるか
    ・目標を意識し、目標と現状の差異(ギャップ)を数値化、具体化したか
    ・差異を埋めるために必要な行動を検討しているか
    ・行動を実際に起こしているか
    ・必要な情報、知識、技術を持っているか

    〇上司としての育成
    上記の行動ストーリーの支援者になること
    ・目標を明確化させる支援
    ・行動を具体化させる支援
    ・実際に行動に起こす支援
    ・不足している資源の補充や支援

    上司としての支援とは何か?
    ただ指示命令や管理ではなく、本人の目標達成ストーリーが実際に達成できるように、
    情動的&論理的に支援をすることなのです。
    2つのスキルを併せて使いましょう。

    ◇情動的スキル
    ・励ます(いいね、グッジョブ、よかったよ、できそうだね…)
    ・話を聴く(それは悔しいね、ぜひやりたいね、そう思ったんだね…)
    ・自分の考えを言う(〇〇だと思う、うれしい、私の時は〇〇だったよ、こうしてみたら)

    ◇論理的スキル
    ・質問(何ができているの?、もっとどうなりたいの?、何をしようと思う?…)
    ・数値化(今何%できている?、優先順位をつけてみて、何円の予算?…)
    ・情報提供(〇〇でもらうとよい、私が教えよう、練習しよう、ソフト使用して…)
    どうも、情緒的な支援だけをコーチングととらえている人が多いように感じます。
    両方が大事です。

    組織の場合、目標は組織にまず大きな方針としてあります。
    部下に「あなたの目標はなに?」と唐突に尋ねても、プライベートな目標しか出て来ないことが多いのではないでしょうか。
    まずは方針や組織目標を認識できているか、確認が必要です。
    そのうえで、役割や担当における課題について、どのように自分が行動すればよいかを、本人がしっかり考えられるような業務コーチングをしていただきたいと思います。
    コーチングやメンタリングの言葉だけが独り歩きしないように、組織目標をどうやって達成するのか、相互に対話の中で答えが見つかるかもしれません。

    そして、部下には
    「私に何をして欲しいですか?」の問いをしてください。
    高圧的な指示責めにならないように、足りていないこと、困っていること、相談したいこと…などが何かあるかもしれません。
    対話しながら、上司の方がとても居心地よくなったりやる気になることも実はたくさんあるのです。
    職場の問題を一緒に考える機会になることもあります。
    話す機会をつくる、互いに誠意をもって本音で対話する中で、相互コーチングとなることを期待しています。

     

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    ~ただいまオンライン研修にてお問合せ多数~

  • プレゼンテーション研修~他者思考の問題解決

    プレゼンテーション研修~他者思考の問題解決

    IT系・新入社員対象、2日間の実践的プレゼンテーション研修の講師を担当しました。
    昨年以前のプレゼンテーション研修は、話し方を鍛える、人前で上手な発表ができるようになる、という目的がありました。つまりヒューマンスキルを磨くトレーニングが中心でした。
    現在、Web会議やWeb商談が多くなり、出向かなくても画面での交渉が半分以上のビジネススタイルとなりました。
    大勢の人の前でステージに立つことなく、オンライン上でやりとりできる時代となっています。
    画面上で結論やネタが先に簡潔に提示され、効率的な伝達、キーワード(単語)、スピード感、が非常に重要となっています。そして日々それは進化し、ますます競争は激化しています。加えて、基礎的なITスキルも必須です。
    人気が出るYouTuberを見ても理解できます。内容が個性的で面白い、画が鮮明、進行シナリオとして起承転結が明快でテンポがよい編集、聞き取りやすい(マイクや音環境)、印象に残る…こと。つまらないYouTuberは、誰からも見てもらえない。

    このIT時代にあっても、プレゼンの基本は「提案力を鍛える」ことであり求められる能力の基本は変わりません。思考力、創造力、問題解決力、探索力、論理力などが基本として絶対に必要です。
    目の前のターゲット客に対して、創造的な提案をし、申し込みをもらえるような納得性や印象深さを実践。
    まずは、1枚で提案を視認化できる文書=企画書を作成するワークから取り組みました。言いたいことをなるべく短い一言で言い表す、ショートにシンプルに絵や図にしていくところから…。長くてくどい説明はしない。チャンネル変えられちゃいますよ。

    想定された顧客の困っている問題を聴き取り、その声を解決する対策を思案する。
    “自分で考えろ” “他人が考えないようなユニークなアイデアを出せ”の指示を出します。
    単なるパソコンスキル技能ではなく、成果を判断する「顧客」という主体に向かって、各自が自身のオリジナル課題解決のストーリーを資料で説明していく2日間です。

    実は結構きつい研修。参加者からの「やることが多い」「時間が少ない」「早い」「難しい」・・・の声。
    当たり前です。ビジネス現場は常に時間内のオリジナリティと時間内の処理が求められます。
    教え方が悪いと言っているあなた、置いてけぼりですよ。
    しっかり、その課題が達成できる対策や実行案を考える時間です。ただパソコンスキルを覚えるとか、知識を暗記する学習ではありません。

    実習を経て、がっかりしたのは参加者からの「提案したいことがない」の声です。
    テンプレートの上書きならできるので提案の土台をちょうだい!と言ってくるのです。ダメです。ゼロから問題発見をしてください。

    例題は「片づけたい」「やりにくい」の声に対する提案をする問題演習。決して難しい問題ではないのに、アイデアが浅いのは残念です。小さなアイデアをいっぱい出して積み上げていくことは、どんな仕事にもつながることです。

    そもそも、「問題がない」と言うあなた。生きるということはやりにくい、面倒、ちょっと困る、不安、苦痛…そんな問題だらけです。また現在の生活の質を上げようと思えば、もっと〇〇が欲しい…という心の声が聞こえます。欲求や願望、不足感や不満は誰でもあり、この心の声に直面して少しだけ観察して欲しいと思います。心の声が問題なのです。

    顧客の課題に向き合い、自分でオリジナルの対策法を「考え」、それを「作品」に表現するのです。無から有を生む、創造と提案の醍醐味を感じて欲しいものです。

    コロナ以前は、対面でのコミュニケーションでしたので、もう少し身体の表現や「間」を頼りにできました。この空気感に頼れなくなりました。
    今は、より「内容の質」に重点が置かれるのです。良い時代になったとも言えます。根回しや忖度もやりにくくなったのであれば、大歓迎です。

    2日間で、PowerPointの企画書を3パターン作成してグループ内で発表を続けました。
    最後は、全体での投票で順位を決める。
    評価のポイントは下記。
    ・顧客のやりにくさ、不安や面倒など現実問題にしっかり耳を傾け共感できている
    ・顧客の問題を解決するための具体的な解決提案を、自分なりに深く考え提案している
    ・解決方法がシンプルで、現実的、低コスト、効果が出そう、具体的にわかりやすい
    ・クロージングがある(結局、何が目的なのか、わかる)
    ・資料が動的、視覚表現に優れている、必須の表記内容が記載、見ていて楽しい
    ・「欲しい」「もっと見たい・聴きたい」と思える魅力感

    自分の課題を明確にし、さらに訓練を続けていただきたいと願います。
    新たな解決の発想をし、社会や目の前の人を助けるユニークな解決や改善、変容のアイデアを形にしていって欲しいと思います。活躍をお祈りします。楽しい研修でした。

     
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     お気軽にお問合せください。
  • サーバントリーダーシップ講演(北青会)いたしました

    サーバントリーダーシップ講演(北青会)いたしました

    「サーバントリーダーシップ」について講演をさせていただきました。
    「北西会」(一般社団法人北九州青年経営者会議)の定例会にて5月18日講師としてご招待いただきました。

    北西会とは、北九州市内の経営者の団体で20歳から40歳までの会員がリーダーシップをもって、
    社会への奉仕などさまざまな活動や企画を通して、北九州の明るい未来を創造し活動なさっています。

    5月の会で、今、注目されている「サーバントリーダーシップ」を学びたいというお話で、
    出向いてお話する予定でしたが、緊急事態宣言下となりオンライン講演となってしまいました。
    画面上であっても、若々しい会員の皆様はとても熱心に聴講いただきました。

    ※下記、会のホームページにもご紹介いただいております。
    https://hokuseikai.com/archives/751/

    “サーバントリーダーシップ”とは、メンバーへの奉仕・支援を通じて組織を動かすという考え方です。
    ミッションのもとに判断し、ミッションへまず自ら行動します。

    ただ部下の機嫌をとったり褒めたり奉仕する…という行動をさすのではありません。
    部下に命令して仕事を進めるのではなく、どうすれば部下の持つ能力を最大限に発揮できるのかを考え、
    それが実現できる環境づくりや部下への支援を通じて仕事を進めることから、この名がつけられました。
    傾聴,共感,説得,概念化,先見などのヒューマンスキルが必要とされます。

    実は、支配したり、威圧感を与えたり、権限を持って命令する方が、手っ取り早いのです。
    ムチや大声、暴力…強い者に従わせるやり方。
    でも、一時的に従っても世界は良くならず、暴力は連鎖していくものです。
    恐怖によって従わされた部下は、仕事に本気で向かわず、上司のいない場では力を抜き、評価だけを気にするようになります。
    心からリーダーに従わず、いつもビクビクしています。
    意思決定を自分でしない部下は、いつの間にかどっぷりと依存していきます。
    部下は本当の事を言わず、主体的にも動かず、指示だけを待ち、幸福感がない。やる気なく不幸なのです。
    上司は、いつも意思決定を自分で行い、判断に迫られる。・・予測できない世の中、これもなかなかきついです。

    相手が主体的に動くために、「命令しない」「大事なことに気づかせる」のは時間がかかります。待つ時間が必要です。
    理念(ミッション)にそって深く問いかけ、横に並んで自分の姿を見せ、一緒にやる意義を
    伝え続け、励まし、あきらめずに進むこと。
    一人ひとりが違う情報をもち、違う強みを持っているので、それを合わせて行けばよい世界が作れるはず。
    誠意、正直、献身、敬虔、謙虚、崇高…高い精神性があり、そして行動力が備わっているリーダーへ。
    誰をも傷つけず、世界をよくするために発信し、互いに協力できる行動が起こせること。
    勝ち負けや物質的な充足、妬みや恨み、怒り、欲望や恐怖、プライドで人生が満たすのではなく、
    精神的な充足、慈愛、気高さ、奉仕、利他、といったエネルギーであるパワーで生きること…。

    私の周りにも世界中にも、まだまだ威圧的な方々が多いのです。男だけでなく女も。
    感情が高ぶって怒鳴るのは関係が近いほど(家族や部下など)、その人へ矛先が向います。
    権力が欲しくて優位な資格をとる、受験勉強する、権威者に媚びる…なども多数。
    組織で役職を目指す理由は、すなわち権限が手に入ると思っていらっしゃるのです。
    元々、被害者だったからこそ、その力が欲しいのです。それを終わらせることを選んで欲しいです。

    ガンジー、キング牧師、マザーテレサ…など歴史上のサーバントリーダーは暴力や権限を使わず、
    ミッションのために非暴力を徹底しました。
    たとえ自分が暴力を受けても絶対に「やり返さない」こと。暴力を返報しないこと。
    精神的なその導きは世界中の人に今も影響を与えています。

    今回は、そんな偉人たちの動画も見ていただきながらお話しました。
    競争の中にいると、目に見える物質的で即効的な目標に向かいがちですが、
    哲学定なベースとして「Do」ではなく「Be」の自分の在り方を問う機会があると良いと思います。
    研修会などで皆様と一緒に話し合ってみたいですね。

     

    ※サーバントリーダーシップ研修・リーダー研修に関する詳細はこちら

  • 仕事ができるとは、整理整頓ができること=概念化思考力

    仕事ができるとは、整理整頓ができること=概念化思考力

    新入社員研修の季節となりました。
    私が、多くの企業での研修で毎回、伝えていることがあります。
    机の上の整理整頓です。

    今年の某企業の研修でも、受講している社員は何気なく机の上にテキストや文房具を散らかして
    休憩に出ています。期待どおりにやってくれました。
    もちろん、研修の開始時に整理整頓はルールとして必ず指示しているのですが、
    学生時代と同じように気ままに書類を散乱させます。
    こちらのような状態を見受けます。

    ・研修時間の合間に節目として片づけを行ってから席を立つ
    ・終わったものは保存する、捨てるなど整理する
    ・机の上に重要なものを開きっぱなしにせず、閉じる(個人名な内容は人目にさらさない)
    ・道具は決まった場所に置く(返却する、片づける)
    ・すべてに名称を書く
    ・一定の場所を決め、散らかさない

    これは、新人の頃からの習慣として身につけたいですね。
    思考の整理が行動習慣となります。
    ロジカルシンキングやパラグラフ思考も鍛えます。
    当然ですが、紛失や探す時間などロスをなくします。

    そして、多くの人が行き交う場所などの場合には、個人情報保護は必須です。

    仕事ができることの基本は、まずは整理整頓なのです。
    そして実は、これは「概念化思考力」が高いコトを示します。
    物事を整理できる、仕分けできる、判断できることとつながります。
    つまり、過去と未来など時系列で並べらることができる、経験を活かせる、未来への予想や計画を立てられる、という
    仕事において必須の概念化思考と同じです。
    内と外の見分けがつき、瞬時に必要な情報を取り上げることができる、感情の切り替えができる、なども同じです。

    まずは物の整理整頓で、思考力や判断力を高めていきましょう。

  • 研修は多様なスタイルで行っております(オンライン、テレビ会議など)

    研修は多様なスタイルで行っております(オンライン、テレビ会議など)

    2020年の春、ほとんど予定キャンセルとなった新入社員研修ですが、今年、2021年は様々な形式へ変化しています。
    遠隔地からの交通移動が難しい場合には、効果的な研修方法にてプランしております。
    新しい方法で講師担当、講師派遣を行っています。

    ・オンラインでの研修:社員は自宅や職場から受講します
    ・テレビ会議での研修:社員は拠点ごとに集まり、数か所を繋いで実施します
    ・集合での対面研修 :1ヵ所に集まりますが感染防止対策を十分行います
    ・動画での研修   :講師からの解説動画を見て課題に取り組みます

    企業組織ごとに事情があり、ご要望に合わせて研修プロデュースを行います。
    もちろん実際に対面での教育が望ましいことが多いのですが、他の方法でも同様の効果が得られるような工夫を行っております。
    職場でのチームビルディングや主体性発揮を求める場合には、課題の提示の仕方を特に工夫する必要があります。
    五感での実感が不足するデジタル会議の場合には、手元に道具を送るとか、実際に手を動かしてもらうなどの演習を多数採り入れます。
    お気軽にお問い合わせください。

    フェイスシールドで発表
    複数の拠点をつないだテレビ会議で行うプレゼン
    フェイスシールドで発表
    Zoomを使ったオンライン研修
  • 教育効果が高い研修とは

    教育効果が高い研修とは

    【行動変容するには⁉】
    人はどうしたら、やる気になるのでしょうか?
    行動はどうしたら変容するのでしょうか?
    どうしたら、学習したことを、職場で実施するのでしょうか?

    【やる人orやらない人】
    やっていないということは、わかっていないことと同じです。
    ぜひ、「行動」を促していただきたいです。そして、「知識」や「保有能力」ではなく実行したかどうかを評価するような
    「発揮能力」を評価できるような、「しくみ」を組織内でもっていただきたいです。
    研修やセミナーでたくさん学ぶけれど、知識はたっぷり豊富になったけれど、行動は何ら変わらない。
    実行までに至らない。・・・なぜなのでしょうか?
    それは、やらなくてもよい組織内のしくみや風土が原因がほとんどです。
    そうなのです。これは組織的な問題なのですよね。
    研修を受けただけで終わるのではなく、その翌日からの行動を求めていきましょう。

    【講師は行動変容させられるのか?】
    講師専門知識ややり方を指導してくれます。
    組織としての学習機会になります。うまく活用した方がよいでしょう。
    客観的アドバイスは、チームビルディングを再構成でき一体感が生まれます。
    外部のファシリテーターが存在することで、一気にチーム内の課題が明確になったり、役割が明確になる、
    繋ぎ目が強くなったり、自分たちの存在を俯瞰することが可能です。

    【できるためのしくみづくり】
    研修講師が翌日から観察や評価を続けらえません。
    行動するのは「個人」その人であるし、組織は「できる」ための「しくみ」をつくる必要があります。
    明日からどうするか、皆で話し合い、やり方を決め、指示や連絡し、やった後の評価やフィードバックを
    ぜひ地道に続けていただきたいと思います。
    そうすると、講師やコンサルタントとタッグを組んで、ますます良い組織に磨かれるでしょう。

  • アミューズメント業 M社 「人事評価制度コンサルティング」

    アミューズメント業 M社 「人事評価制度コンサルティング」

    理念に基づく「人事評価制度」コンサルティング

     

    新人事評価制度の設計&運用⇒教育と評価の連動

    М社では経営者が明確な理念経営を宣言されたところから、教育と評価の連動をご支援しました。
    一定の基礎知識とスキル育成を行った後に評価制度変更に着手しました。人事制度改定の基になる職務評価基準書を各部門にインタビューして設計。理念を表す行動は何なのか、を明確に示した評価基準書の作成をご支援し、その後の運用、評価者研修までご支援しました。

     

    実施のねらい

    1. 会社が目指す方向(経営理念)と社員の行動をリンクさせること
    2. 期待される行動レベルを具体的に示すことで、社員の働く力を伸ばす
    3. 公正に評価し、これを賞与、昇給、昇格、配置、異動および教育訓練に反映させて、人事管理の適正化および社員の士気向上を図る

     

    評価に基づき処遇や職場内教育を行います。期待する基準が明確なので、求める行動が言語化しやすく仕事がレベルアップしました。
    業績も過去最高となりました。

     

     

  • 福岡市アミカス 様「女性リーダー養成講座」

    福岡市アミカス 様「女性リーダー養成講座」

    女性活躍推進支援・女性リーダー育成研修

     

    福岡市からの受託をいたしました。平日コース、土曜コースの2 コース制の各30 人は公募でのお申込み者。
    「リーダーとしての心構え、女性のキャリアデザイン、コミュニケーションとチームビルディング、コーチング、マインドフルネスなど」を学ぶ6 時間×3 回。同じメンバーが毎週集い、ワーク中心の参加型研修により話し合いや発表などに切磋琢磨しました。業種や地域、年齢も違う中で、スキルを磨きます。女性ならではの悩みを共有・共感できる時間ともなりました。
    講師は3 名体制(深月、木村、仙波)。

     

    コース内容

     

    役割の理解 キャリアデザイン リーダーシップスキル習得 コーチングスキル習得 心身の安定
    女性リーダーに必要な考え方
    女性リーダーの役割理解
    私のキャリアデザイン
    自分と所属の将来性を重ねて考える
    サーバメントリーダーシップ
    チームにたいするコミュニケーション
    部下育成コーチング
    メンバーへのエンパワーメント
    生産性を高めるマインドフルネス
    ストレス低減の感情コントロール
    • 女性活躍推進の背景を理解
    • 依存からの脱出
    • リーダーの責任
    • 方向づけが明確にできること
    • 戦略思考
    • 組織内での働き方を振り返る
    • ワークライフバランス
    • 将来デザインと夢を語ろう
    • 私は主役か脇役か?
    • 信頼感のチームビルディング
    • メンバーの支援
    • 複数で一つの目的を目指すワーク
    • 共有、連携、共同
    • 部下を育てる役割と計画
    • 承認、心理的安全性の維持
    • フィードバックのポイント
    • 問いかけ、褒める、叱る、見守る
    • 感情に気づく
    • アンガーマネジメント
    • 自律神経コントロールの呼吸法
    • 主体的に誠実に行うアサーティブ自己表現

     

    参加者アンケートより

    ・受講したことで今までと違う発想が出来るようになった。
    ・自分が現在抱えている問題の解決策が見えて気分が軽くなった。
    ・参加型で楽しい時間だった。他社や他職種の方とのワークでは大いに共感できた。
    ・これからの仕事で大変なことも今回学んだことを使って乗り越えられる気がする。