ファシリテーション研修
メンバーの意見を引き出し、収束させ、より納得性の高い意思決定ができるためにファシリテーターとしてのスキルを高めます。
目次
チームをまとめる技術「ファシリテーション」の必要性
会議や対話の時間を設けたのに、何も決まらず無駄な時間になっていませんか?
チームで目標達成に向け、全員が意見をもち意思決定に参加する、皆が納得し充実した時間にすることが良い成果につながります。会議の質を上げるにはファシリテーターが重要なカギを握っています。限られた時間内に多様な意見を引出し、活発な議論を通して合意形成を促す事が求められます。職場での会議や対話の質を変えていきます。
●こんな会議で困っていませんか?
・「何を言ったか」ではなく、「誰が言ったか」で決まっている
・結論が出ない、出し方がわからない
・オンライン会議での運営と進行が難しい
・予定どおりの時間に終わらず、会議の後で詳細が決まっている
・上司の独演会で、他の人は発言しない
・会議の席で決まったはずのことができていない職場
・必要な人が参加していないクローズの場で決まっている
・関係者が納得し、新たな価値を生み出すにはどうしたらいいか
・とにかく、会議が多すぎるので何とかしたい囲み枠b
対象者
・チームリーダー及びプロジェクトリーダーとして組織活性化を高めたい方
・会議の進行方法に課題を感じている方
・現在の会議の生産性を高める運営をしたい方
学習ポイント
会議運営・プロジェクト推進・課題解決に活用できるファシリテーションスキルを学びます。
・ファシリテーターとしての役割を認識し、会議に向けての心構えを醸成する
・ファシリテーションスキルを習得し、生産性が高く、活性化を促す会議の進め方を学ぶ
・メンバーの建設的な意見を引き出し、拡散・収束・合意のプロセスを理解する
ファシリテーション研修の目標
1.会議の実施背景や目的、目標を加味した事前準備ができる
2.参加者の意見や思いを引き出すための「傾聴」「介入」「観察」「質問」「発言」ができる
3.「短時間で結論を導き出す」ための要点を踏まえ、中立な立場として会議を進行することができる
4.的確に意見を集約し、参加者の合意形成を促すことができる
研修の進め方
知識を「わかった」理解だけでなく、模擬会議の演習で「できるようになる」研修
ファシリテーションの4つのスキルを会議実習を交えて体得します。ファシリテーターとして必要な考え方やスキルが身に付きます。

ファシリテーターの役割とスキル理解

4段階の進行スキルを実習

合意形成まで体験して理解
ファシリテーション研修カリキュラム例
1.ファシリテーションとは | ・ファシリテーターの役割は何か ・ファシリテーションをするときの心構え ・ファシリテーターがやるべきこと ・ファシリテーションの4つの要素 |
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2.場の創出 | ・目的を明確にする ・目標を設定する ・進め方(プロセス)、ルールを決める ・役割分担を決める ・空間としての場を決める 【ワーク】ケースをもとに「場のデザイン」設定 |
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3.対人関係の構築 | ・全員が発言するために ・傾聴スキル ・質問スキル ・介入スキル ・説明スキル |
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4.構造化の実行 | ・主張を明確にする 主張の全体像を把握する ホワイトボードを活用する 【ケーススタディ】議論をホワイトボードを使ってわかりやすく整理する |
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5.合意形成 | ・合意形成手法 ・独断からコンセンサスまで ・対立を恐れない ・ペイオフ・マトリックスの活用 |
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6.ファシリテーション 総合演習 | ・模擬会議 ・非協力的なメンバーへの対応 |
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7.まとめ | ・質疑応答 ・振り返り、今後の課題 |
研修概要
実施方法 | 集合型、もしくはオンライン研修 |
内 容 |
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実施時間 | 〇1回6時間コース 2日間コース 〇継続研修 継続フォローアップ、応用コース ※ご要望に応じてカリキュラムをご提案いたします |
受講人数 | 4名以上 |
対象者 | すべてのビジネスパーソン、管理職、プロジェクトリーダー |
効果・変化・お客様の声 | ・身近なケースでの演習は分かりやすく、日常業務ですぐに使える ・ファシリテーターの擬似体験をして流れやコツがわかった ・しっかり全員の意見を聴くステップを省いていたのだと理解した ・意見を言いやすい安全な場づくりが最も大事だと実感した ・是非の意見が分かれるケースでの構造化は理解しやすい ・ボードに書いたので流れが見え、結論に進みやすかった ・双方が対立しているように感じたが、わかり合うことができた ・一人が指示することは簡単だが、誰も納得していないことを理解した ・利害関係が対立する場合、何回も丁寧な対話を諦めず行いたい |