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Toggle構造化・問題解決力がアップ
論理的に物事をまとめる「構造化」、そして明確になった問題に対する「問題解決力」が求められます。
現代のマネージャーが指導力を上げるには、この構造化スキルが不可欠です。
構造化とは、「事象や物事などの全体を定義した上での構成要素とそれら構成要素間の関係を整理すること」です。
経験や事象を、一度、概念化し、
・問題を解決する際に「モレやダブり」を回避しやすくなる
・問題の原因を見つけやすくなり、的確に対処しやすくなる
・事象の関係性がわかるので、問題解決の優先順位がつけやすくなる
・情報が整理されるので、コミュニケーションがしやすくなる
職場にあるトラブル、心配、悩みの種、厄介な状況、気がかり、扱いにくいことなどを、そのままにしたり見ないようにしているといつまでも改善されません。
論理的に物事をまとめる力、複雑な問題を整理・検討・解決するために、全体像を把握し、漏れなく、ムラなく、重複なく理解・整理するスキルの向上をはかります。 職場に起こりがちな現象の整理、体系的な組み立て、課題設定のプロセスを体感し主体性を醸成します。
解決に向けてコミュニケーション力も必要です。相手への傾聴、自己主張をわかりやすく伝える等の論理的なコミュニケーションを理解し、職場実践への活用に弾みをつけます。
このようなニーズにお応えします
- 「君の話はわかりにくい」と相手によく言われる
- なかなか考えがまとまらず、いつも悩んで結論が出ない
- 社内で提案が通らないのは、なぜ?
- 場当たり的な判断や感情的になってしまうことがある
- 良い企画を出してチームの皆を納得させたい
- 経験と勘(or直感)で何とか仕事をこなしてきたので不安もある
- 本で勉強したが、実務でどう使ったら良いかわからない
- 問題にどう取組み、どう解決したら良いかわからない
- 組織メンバーの論理的思考力と解決力を1ランク向上させたい
- ありきたりの発想から脱却して、創造的な解決策を発想したい
- 「ピラミッドストラクチャー」「図解」を勉強したが上手に使えない
ロジカルシンキングが高まるとわかりやすい話し方になる!
物事を体系的にわかりやすく伝え、相手の正しい理解と納得を得る場面の多いビジネスパーソンにとって必須のスキルです。
「ロジカル(論理的)である」とは、筋道が通っていて、矛盾がないことです。
さらに、ビジネスにおいては、そこに一見して納得感のある実用性も求められます。
主張や結論に対し、自分がなぜそう考えるのか、その理由となる根拠を提示し、相手の視点に立ってわかりやすく伝えることが大切です。
情報整理は「モレなく、ダブりなく」がポイント
「ロジカル(論理的)に考える」ためには、まず情報の整理が必要です。
過不足がないよう情報を洗い出し、「モレなく、ダブりなく」分類して整理するという考え方がポイントとなります。
例えば、問題を洗い出す際に、「本当なのか?」「問題はこれだけか?」と、広く、深い考察が必要です。
概念化と具体化を用い、「AとBとは同じ領域では?」「CとDとは次元の違う問題ではないか?」といった、より客観的視点で整理しようとすることです。
納得させる話の構成
相手にとって納得感のある話の展開には、「結論」を先に伝え、後からその「根拠」を提示する構成や、先に「根拠」を提示した上で「結論」へと導く構成があります。
また、一般論をベースに結論へと導く「演繹法」や、いくつかの事例から共通性を導き出して結論とする「帰納法」などが代表的です。 これは文章に書く際にも利用できます。
ロジカルな人 | ロジカルでない人 | |
---|---|---|
思考 | ・ポジティブ ・客観的に考える ・ゴール設定できている | ・ネガティブ ・独りよがり、思い込み、不満 ・ゴールが曖昧 |
行動 | ・全体像を観る ・簡潔な話し方 ・最短距離の達成 ・データを収集 ・意思決定が速い ・問題解決、トラブル減少 | ・全体像を観ない ・口ぐせ「どうしようか」 ・感覚的な判断 ・データに無関心 ・意思決定が遅く先送り、後悔 ・交渉失敗、同じ失敗を繰り返す |
研修の導入事例
- ロジカルシンキングの手法を学び、問題意識を高める論理的に物事をまとめる力、創造的なアイデアを論理的に提案できる基礎力を養成します。
- ロジカルシンキング演習を通して仮説力向上具体的な事例を基に演習を行うことで、職場に起こりがちな現象の整理、体系的な組み立て、課題設定のプロセスを体感し、主体性を醸成します。これにより、予測力や仮説力が増し、リーダーに必要な迅速な意思決定が可能となります。
- 問題解決へのコミュニケーション力を高める事例を基にグループワークによって問題解決に導きます。主体的な提案発信、他者との共有や協調、「自分はどんな貢献ができるか」解決方法へ具体化させていくためのディスカッションを取入れます。自分自身の理解度を測り、相互に補完し合える双方通行性を重視した研修とします。
ロジカルシンキングで使う道具例
- 1. ロジカルシンキングに必要なツールを使用しますロジックツリー、マトリクス、フローチャート、マインドマップなど各種ツールを使いこなせるようになります。
- 2. 実践的な演習を通して学びます事例をもとに演習を行います。現実的な問題について検証していく演習も取り入れます。
- 3.グループワークを通して双方向で学習しますグループワーク形式で双方向学習を行い、相互に発見や気づきが得られます。
ロジカルシンキング研修の特徴
知識を「わかった」だけでなく、トレーニングや演習で「できるようになる」研修
ロジカルシンキングの手法を学び、職場にある問題意識を高めます。演習を通して問題解決のプロセス理解し自己の問題解決にトライします。
参加者の声より
- ロジックツリーを活用すると雑多なことが1枚に整理できた
- 相手が納得できるように、具体的な話をしていこうと思う
- アイデアの広がりが実体験できた
- 利害関係者との話し合いや何かを伝える時に非常に有効だ
- 構造の階層ごとに粒度をそろえるという考え方がわかった
- タイムスケジュールやPDCAの意識が格段に高まった
- 理論的な思考法は今後の業務で多く活用ができる
- 簡潔な説明や資料作成に非常に役に立つ
- 仕事の進め方を振り返るKPT法で活用していきたい
- マトリクスは現状整理や戦略づくりがまとめやすい
- 属人化解消に向け業務を整理することができそうだ